【完全主観】ミステリというなかれは面白い?マンガ原作とドラマの感想と違い

田村由美さん原作の「ミステリというなかれ(言う勿れ)」がフジテレビ月9でドラマ化されましたね。

田村由美さんの作品が実写化されるのは初めてなので、ファンは期待が高まっていたのではないでしょうか。

主演は菅田将暉さんで、フジテレビ系列の主演は初めてです。

ドラマが面白いかの評判は賛否はありますが、それはどのドラマでもあるもの。

原作を知っている私としては、こんなに原作に忠実なドラマは見たことない!というぐらい原作通りでした。

完全に主観でミステリというなかれのマンガ原作・ドラマの感想をレビューしていきます!

ミステリというなかれは面白い?マンガ原作とドラマの感想

ミステリというなかれは面白いです!

(そら原作を面白いと思ってるので面白いって言うわな)

主人公の久能整(くのうととのう)くんは友だちも彼女もいない大学生ですが、観察力があり博識で推理力があります。

特徴的なぼわぼわの頭と、真理を突いたことを言う整くんはとても魅力的なキャラですし、ドラマ化されたことで、ミステリー作品に新しく仲間入りするのではないかと思っています。

マンガ原作

ミステリというなかれでは、整くんのセリフが本質を突いていて読んでいてドキッとしますし「そういうことを言ってほしかった!」と思っていることをズバッと言ってくれるので、気持ちいいし感動します。

それが面白いと思えるところです。

1巻から引き込まれました。

カレーが大好きで、カレーを作っているシーンがよく出てきます。

料理はしませんがカレーは時々作っています。

警察の池本が「ゴミ捨てしてるから感謝してほしい」と奥さんへのグチを言った時に、「ゴミ捨てって家中のゴミを集めるところから始めるんですよ」とゴミ捨て1つにしてもただ捨てるだけじゃない、と言ったシーンは主婦としては「そうそう!」となりました。

ミステリというなかれ1話は整くんが殺人犯と疑われて事情聴取をされる話です。

整くんは聞いた話と自分の記憶だけで推理して解決してしまいます。

整くんがしゃべりまくって他の人を混乱させていくのが(本人はそんなつもりはありませんが)、ミステリというなかれの特徴で面白いところです!

ドラマ

ミステリというなかれがドラマになったらマンガ原作とどれぐらい変わるか心配していましたが、ほぼ原作に忠実でした!

整くんは深い意味のある言葉を言うので、省略してほしくなかったんですよね。

第1話では重要なセリフはほとんど出てきています。

正直ミステリというなかれのキャストが菅田将暉さんで発表された時に、「整くんのイメージと違うなぁ」と思いましたが、ドラマを見ると違和感なく見れました!

たくさんある長いセリフを言うのは大変だったと思います…

整くんはよくひとり言を言いますが、そのシーンのバックでBGMを流している感じはうまく表現してるなーと思いましたよ!

(マンガでは整くんのひとり言シーンがかわいいし面白いです)

ミステリというなかれのマンガを読んでいないと「整くんしゃべってるのにBGMで聞こえねーよ!」と思った人もいるかもしれませんね。

ミステリというなかれをマンガで読みたくなったらAmebaマンガがおすすめ!

2022年3月時点で10巻まで発売されていてまだ完結していないので、ドラマをきっかけにマンガ原作を読んでもらえたらうれしい!(ダレ)

ミステリというなかれのドラマ第1話のあらすじはこちらでまとめています。

【ミステリと言う勿れ】ドラマ第1話あらすじ|原作に忠実!

読み応えがある話がまだまだたくさんある「ミステリと言う勿れ」

マンガ原作とドラマの違い

ほぼマンガに忠実なミステリというなかれのドラマでしたが多少は違うところがあったので、違いをまとめています。

乙部克憲巡査が出てこない

マンガでは最初に整くんの話に影響を受ける巡査の「乙部克憲」がいますが、ドラマでは出てきませんでした。

つるつる頭なのでキャスト予想では「高橋克実さんかな?でんでんさんかな?」と予想していました。

親子の話をされて乙部はじーんとしている場面ではありますが、その後の話ではほとんど出て来ないのでドラマでは登場させてないんでしょうね。

ミステリというなかれのキャスト予想・まとめはこちらの記事で書いています。

ミステリと言う勿れが月9ドラマ化!キャストは菅田将暉「あらすじ紹介」

青砥成昭が警部

マンガ原作では、大隣署の青砥成昭は巡査部長の設定です。

ドラマでは「警部」になっていました。

藪さんよりも立場が上です。

マンガ原作よりも立場が上がっています(笑)

面白いですね。

青砥は過去に冤罪事件を起こしマスコミに叩かれたことがあるので、表に出てくる立場として役職を上げたのではないかと思っています。

もしくは今後のドラマの展開で、警部のほうが都合がいいのかもしれません。

風呂光聖子の退職届

整くんが事情聴取を受けた1日目、帰る時に預けたケータイを受け取る場面で、風呂光はパソコンで書いた退職届を眺めています。

それを整くんが見つめるシーンがありますが、マンガでは風呂光の退職届は出てきません。

風呂光が、男社会で揉まれて悩んでいる様子がわかるようなシーンになっていますね。

池本と風呂光が仲良し

マンガでは池本が整くんに話をする場面が、ドラマでは風呂光との会話になっていたり、最後に整くんの部屋を訪れた池本を風呂光が迎えにきたりと、マンガよりも池本と風呂光2人のシーンが増えています。

この2人は整くんを慕うサブキャラとして今後も重要なので、仲良しの設定にしているんですかね。

それも面白い設定になったな、と感じました。

違和感まったくなしです!

カレーうどんは好きじゃない

整くんが事情聴取をされている時に、ドラマでは池本がおごりでカレーそばを出すシーンがあります。

「好きなんだよね、カレー?」

と池本は好意で出していますが、「カレーライスじゃないところにカレー味があるのはイヤなんです」と整くんはばっさり。

マンガではこのくだりはありませんでした。

「自腹で出前は取れるよ」と池本が言うだけです。

ミステリというなかれは面白い!

ミステリというなかれのマンガを読んでいてハマった私が、ドラマを見て「面白い」と思いました!

原作ファンによくある、ドラマになって「あーそうじゃないんだよなぁ。」というのもほぼなく、ストレスなく見ることができました!

第1話で初めてキャストがわかった瑛太さんの登場にも大興奮でしたし!

菅田将暉さんと瑛太さんの絡みを第2話から見られると思うとうれしくて仕方ありません。

ネタバレになるので、気になる方しかこの記事を読まないでください。

ミステリというなかれ|ガロと整くんが厚い信頼度なのはなぜ?完全ネタバレ

もちろんマンガ原作も面白いですが、話によって難しく感じるところもあります。

それでも面白いので自信を持っておすすめできるマンガです!

想像していたよりもドラマが面白いので、この冬はミステリというなかれに大注目していきます!

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