夫婦で寝室は別にしていますか、一緒に寝ていますか?
知り合いに話を聞いていると、30代後半から別にしている割合がぐっと増えています。
昔は「夫婦は同じ寝室で寝るもの!」と思っていましたが、近頃はそうでもないのかなーと思いますね。
お互いを尊重して寝やすい、過ごしやすい方法を選択している夫婦も多いようです。
夫婦で寝室を別にしている割合は、年齢ごとに違ってきます。
若い頃は一緒に寝ていても、結婚生活が長くなるにつれて寝室は別にする割合が高くなっているので、どんな理由で寝室を別にするのかまとめました。
寝室を別にするのも夫婦円満の秘訣になるかもしれませんよ。
目次
夫婦で寝室が別の割合【年代別】
夫婦で寝室を別にしている割合は年代別に分けると以下のようになります。
Q.夫婦の寝室、現在同室で寝ている?別室で寝ている?(単一回答)
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<全体>
同室:68.8%
別室:27.6%
その他:3.6 %
<年代別>
20代:同室91.7%、別室4.2%、その他4.2%
30代:同室72.9%、別室23.7%、その他3.4%
40代:同室63.6%、別室31.8%、その他4.5%
50代:同室63.0%、別室34.2%、その他2.7%
全体では少なく思えますが、20代で4.2%なのが50代では34.2%とぐっと増えています。
40代50代の割合が多いですね。
20代は新婚が多いでしょうし、「ラブラブだし同じ寝室で寝るのが当たり前」という感覚の人が多いでしょう。
また2人で生活しているうちは間取り的にも他に部屋がないので、寝室は1つというのも考えられる理由です。
子どもができて引っ越しをして、部屋数が増えると寝室を分けやすくなります。
\あなたはいくつ当てはまる?/
夫婦が寝室を別にするにはどんな理由がある?
夫婦で寝室を別にするには意外とたくさん理由があります。
それぞれの夫婦でいろんな事情がありますよね。
夫婦で温度感が違うと寝室を別にしたくなります。
【夏場のクーラーがダメ】
こっちはクーラーつけて寝たいのに、旦那はクーラーで体調を崩す
【冬の暖房が暑すぎる】
暖房が暑いから消したら寒いと言う
など、寝る時の温度が合わないと辛いですよね。
照明の明るさも合わないと一緒に寝れない場合もあります。
旦那は真っ暗じゃないと寝れない
奥さんは豆球を点けておきたい
この違いはどちらかが我慢しても寝れないことになるので、寝室を分けるしかないですね。
これは、奥さん側から旦那に対してのほうが多いかもしれませんが、クサいのがイヤで寝室を別にすることもあります。
私のまわりでも結構な割合で聞く理由です。
特に、お酒を飲んで帰ってきた時、朝起きた時がクサいんです!
目覚めがクサいって最悪ですよね…
布団に臭いが付くのもイヤで、それなら寝室を別にしよう、となります。
同じ部屋で寝ていると、トイレに行く時や後で布団に入る時など気を遣いますね。
寝る時間、起きる時間が違うと相手の物音で目が覚めてしまいます。
それなら別々で寝たほうが気を遣わなくてすむので、寝室を分けようということになります。
結婚生活が長くなると夫婦の営みは減ってくると思います。
減るならいいですが、どちらかが「もうイヤだ」と思うようになると一緒に寝るのもイヤになるかもしれません。
嫌いではないのに体が触れるのがイヤだ、と。
したいと思っているほうも、できないのに一緒に寝るのも辛いでしょう。
それぞれ別で寝るほうが、そんな雰囲気にならずにすむのでお互いいいのかも。
浮気をしていると夫婦で一緒に寝たくなるかもしれません。
後ろめたさからあまり近づきたくないもの。
寝ている間にスマホを見られるのも怖い…
もし特に理由もなく急に「寝室を別にしよう」と言ってきたら浮気を疑ってみては。
ただただゆっくり寝たいから寝室を分けています。
相手が先に起きたら「起きなきゃ」という気になるかもしれませんし、寝返りの音などで目が覚めるとぐっすり眠れた感がないですよね。
次の日に響きます。
ただ何も気にせずゆっくり寝たいという理由です。
いびきや歯ぎしりがうるさいと眠れませんね。
寝室を別にする理由で割合が多いものです。
「なんとかして」と言われても、寝ている時のことなのでどうしようもありません。
うるさくて寝れないから別で寝たい、自分のいびきで迷惑をかけたくないから別で寝よう、といったパターンです。
子どもができて夫婦の寝室が別になる割合も多いですね。
赤ちゃんのうちは夜中に何度も目が覚めるので、何度も起こされると次の日仕事がある旦那はキツイですよね。
奥さんは子どもと一緒に寝て、旦那は別の部屋になり、そのままずっと夫婦の寝室は別になってしまいます。
最近では寝る前にスマホを見ている人の割合が多いのではないでしょうか。
どちらかが寝ている横でスマホを見ていると明るくなるし、動画やゲームなら音もします。
「うるさいなぁ」
と言われると、見るのもかなり気を遣いますよね。
部屋を別にするほうが、気兼ねなく寝る前のスマホタイムを過ごせます。
「夫婦の寝室別で離婚率が上がる」はもはや古い!
世間では「寝室を別にしていると離婚率の割合が上がる」と言われたりもしますよね。
それは「寝室が別」なのが離婚の理由ではなく、何か理由があって寝室を別にしただけで、直接の離婚理由ではないのではないでしょうか。
寝室を別にしている世の中の夫婦がすべて離婚しているか、と言えばそうではないですよね。
確かに一緒の寝室で寝ることで寝る前の会話があったり、夫婦の時間になることもあるかもしれません。
しかし仲のいい夫婦だと寝室が別でも会話はありますし、意識せずともお互いが夫婦の時間を作ろうとします。
むしろ相手を尊重できているから寝室を別にできるのです。
昔は夫婦は同じ寝室で寝る割合が高かったので、「寝室が別=離婚」のように思う世代がいるのかもしれませんが、その考えは古いのかな~と思います。
寝室を別にするのは「営み卒業」ということ?
夫婦で寝室を別にしているのは年代別に見ると、40代50代の割合が高くなっていますよね。
年齢的に子どもが産まれ、大きくなっている頃です。
そうすると夫婦の営みがなくなり、「一緒に寝なくてもいいよね」と寝室を別にする可能性は高いです。
子作りのためだけの義務的なものだったのなら、なおさら子どもができたらなくなります。
- もともと子作り目的だった
- 子どもが大きくなってしにくい
- そもそも求める気力がなくなった
また年齢と共に欲も体力もなくなってきて、「営み卒業」というところでしょうか。精神的にもなくても平気になっていきます。
まだまだ欲のある人は寝室を別にしようがする時はします。
夫婦としての在り方が変わってきて寝室を別にするのならいいことですよね。
年を重ねるごとに寝室は別にする傾向がある
夫婦で寝室を別にするのは年齢が上がるにつれて高い割合です。
若い頃、結婚当初はまだラブラブで一緒に寝たい気持ちもあり、いびきや歯ぎしりなども我慢できるかもしれません。
時間が経つにつれラブラブ感は減っていき、寝る時の気になっていたことが我慢できなくなってきます。
お互いが相手のことを思って寝室を別にして夫婦仲がいいならそれでいいですよね。睡眠は大事です。
いつまでも仲のいい夫婦でいりために、寝室を別にするのはありかもしれませんよ。