好きだけど性格が合わない夫婦だと、一緒に生活していて辛くなる時がありませんか?
付き合っている時は何も思わなかったのに、結婚して生活を共にするようになると「あれ?合わないかも?」と思うようになるかもしれません。
生活を一緒にしていると今まで見えなかった部分も見えてきますし、我慢できないところもあります。
我慢できているうちはいいですが、「これから先もこの人と一緒にいるとか無理」と思うようになると夫婦生活が続けられなくなるかもしれません。
でも好きなのです。性格が合わないだけで。
この先も人生を一緒に歩んでいこうと思うなら、相手を受け入れることも大事です。
好きだけど性格が合わない夫婦はどんな理由で合わないのか、対処法はあるのか詳しく説明していきます。
目次
好きだけど性格が合わない夫婦にはどんな理由がある?
好きだけど性格が合わない夫婦にはどんな理由があるのか、詳しくみていきましょう。
夫婦っていろいろありますよね…
金銭感覚の違い
夫婦で金銭感覚が違うのは生活に大きく影響します。
自分は切り詰めて生活しているのに、相手は何も考えずにポンポン物を買う、となると生活自体が成り立ちません。
「好きだけど、お金にルーズなところは嫌い」
「好きだけど、お金に細かすぎて窮屈」
と思うようになり、どんどん一緒に生活しているのが精神的にキツくなっていきます。
お金のことは夫婦で話し合って、同じ価値観にしておきたいですね。
育ってきた環境の違い
育ってきた環境の違いは大きいです!
- 思いやり
- 食事の好み
- 笑いのツボ
- 趣味が合わない
- 親との関係が違う
男の人でももともと自分のことを自分でやる人は結婚してもすっと動くでしょうし、母親にしてもらっていた人は結婚したら奥さん任せになるはずです。
マザコン気質があるかも⁉
これは独身時代にどう過ごしてきたかが大きく関係してきます。
一人暮らしをしていたかどうかも、自分のことができるか変わってきますよ。
個人的には「笑いのツボが合わない」「親との関係が違う」はキツイかなと思います。
テレビやコメディ映画を見ていて、おもしろいと思うところが違うと感想を言う時に話が合いません。
「そういう見方もあるのか」と思えればいいですが、共感できるほうがうれしいですもんね。
共感できる部分が少ないと、好きだけど「性格合わないな」と思うようになってしまうかもしれません。
親との関係が違うのも、例えば自分は親とはさばさばした関係なのに、旦那はべったりした関係だと義家族との付き合いもしんどくなります。
義家族が絡んでくると旦那のことは好きだけど、一緒にいるのが辛いと思ってくることもあります。
価値観が違うということです。
性の考え方の不一致
夫婦の間で重要になってくるのが、性への考え方。
性格が合わないというより体が合わないのが正しいですね。
一致していればもちろんいいですが、不一致だと離婚の原因になることもあります。
私の知り合いの例ですが、子どもが2人できたあと、
旦那は毎日したい
奥さんはもうしたくない
とまったく真逆の2人で、奥さんが拒み続けていたら旦那さんがキレたらしく、
「俺の相手をするか、しないんだったら離婚だ!」
と言われ、離婚した夫婦がいます。
話を聞いた時は、お互い少しでも妥協できなかったのか?と思いましたが、できなかったんでしょうね。
これは話し合って解決できればいいですが、欲求の問題なので難しい部分もあります。
相手のことは好きだけど性への考え方が合わないのは、なかなか重要な問題です。
我慢すればいいというわけではないのが辛いところですね。
子育てへの価値観
恋人時代や夫婦2人の時には気付かなかったのに、子どもができてから「性格合わないな」と気付くことはたくさんあります。
子育てへの価値観が合わないと、夫婦の間に溝ができるかもしれません。
- 子どもより自分を優先する
- 子どものことは母親がするものだ
- 子どもに自分の価値観を押し付ける
- 子どもの進路について考えが合わない
- 大人しい人だと思っていたのに、子どもができてから怒ってばかり
特に女性は子どもができてからイメージが変わる人は多いです。
初めての子育て・ホルモンバランスの乱れ・体力の低下などで自分でも感情をコントロールできないんですよね。
旦那さんがそのことを理解して支えてくれるか、「こいつこんな奴だったのか!?」と思うかで夫婦関係は大きく変わってきます。
また男性は、子どもができても飲みに行ったり休日に自分の趣味で出かけるなど、ずっと独身気分でいると「父親の自覚あるの?」と奥さんはイライラしますよね。
子どもの教育方針についての意見が合わないのも、考え方が合わない=性格が合わないになってしまいます。
教育にはお金も関わってくるので、どちらかの独断で決められません。
2人の子どものことなので意見が合わないと、好きだけど「なんでわかってくれないの!?」と衝突してしまいますね。
夫婦は恋人の時とは違う
結婚して夫婦になると、恋人の時とは違ってきます。
独身時代は「好きの延長に結婚があるんでしょ!」と思っていました。それはそうかもしれませんが、夫婦として・家族としてとなるといろんなことがあるんですよね。
付き合っている時に彼に借金があっても関係ないですよね?
それが結婚していると、相手の借金は2人の問題になるのです。
お互いの身内のことも、恋人の時は「そうなんだ」と話を聞いているだけでよかったのが、夫婦だと無関心というわけにはいきません。
相手の問題は自分の問題でもある、というのが夫婦の関係性ですかね。
生活習慣や金銭感覚、身内のこと、子どもに対しての考え方は、結婚してその状況にならないとわかりません。
恋愛結婚して相手のこと好きだけど、性格が合わないな、と結婚してから気づく夫婦は珍しいことではないんですよ。
いわゆる「性格の不一致」です。
夫婦は性格が合わないといけないのか?
世の中の夫婦がすべて性格が合うのかというとそうではないはずです。
性格が合っているなら離婚率も減って、夫婦ゲンカも少ないですよね。
現在の日本の離婚率は「3組に1組」だそうです。
そして離婚理由第1位が「性格の不一致」。
性格が合う夫婦のほうが珍しいのか?と思いますが性格が合うというより、「どれだけ相手のことを考えて寄り添えるか」に尽きます。
我慢しろということではありません。
思いやりです。
性格が合わないなーと思ったら具体的にどうすればいいのか、次でご説明します。
性格が合わない相手への対処法
好きだけど性格が合わない夫婦の場合、どうすればいいのか対処法をご紹介します。
相手のことを知る
まずは相手のことを知る努力をしましょう。
「もう知ってるし」ではなく、どう考えていて、なぜそんな行動になるのか、相手の考え方を知るのが大切です。
「何考えてるのかわからない」
「どうしてそういうことするの!?」
ケンカの時によく言う言葉ですね。
相手がどういう考え方をするのかを知っていると、理解できることが増えてケンカも減りますよ。
合わない考え方に共感できるかどうかは別ですけどね。
とことん話し合う
性格が合わないなら、夫婦でとことん話し合うようにしましょう。
話し合うことで相手のことを知れます。
意見が合わなくてケンカするのではなく、まずは「聞くこと」が大事です。
夫婦といえど、まだまだ知らないことはあるはずですよね。
話し合って寄り添えるようにしていきましょう。
私も旦那とは何百回とケンカをして、そのたびに話し合いをしました。
おかげで今では旦那の考えてることがわかるようになり、ほとんどケンカをすることもなくなりましたよ。
妥協点を見つける
性格が合わないからと我慢し続けるのではなく、お互いの妥協点を見つけましょう。
「俺は毎日したい!」
「私はしたくない!」
「じゃあ週1回なら!」
というようにどちらかが我慢をするのではなく、どちらも妥協できるポイントを探すとお互い納得ができます。
「納得できる」というのが重要ですね。
合わない部分は割り切る
「好きだけど合わないんだよな…」という部分は「合わない」と割り切りましょう!
話し合いをして妥協点を見つけたのに、どうしてもイヤで合わないところはあるはず。
そこは「この部分は合わない」と割り切るしかありません。
相手を嫌いになるのではなく、合わない部分だけ割り切れば夫婦関係を続けていくことができそうじゃないですか?
よりよい夫婦でいるために割り切るのです。
好きよりも我慢できない気持ちが上回ったらお別れも
どうしても我慢ができない、好きだけど耐えられないとなったらお別れすることもあるかもしれません。
それは仕方のないことです。
例えば義両親と合わない場合、相手のことは好きだけど別れることもありますよね。
我慢して夫婦でいる必要はありませんが、最終的に別れるとしてもそれまでにできることはして「それでも無理だった」という結論なら仕方のないことです。
結婚してからでないとわからないこともあるので、別れを選ぶのは悪いことではないですよ。
旦那のどこが好きかわからない、と思ったらこちらの記事が参考になるかも。
夫婦としての在り方はそれぞれ
好きだけど性格が合わない夫婦の対処法をご紹介しました。
- 相手のことを知る
- とことん話し合う
- 妥協点を見つける
- 合わない部分は割り切る
結婚したから仲のいい夫婦になるわけではないですよね。
たくさん話してケンカして、一緒の時間を過ごして、それぞれの夫婦の在り方に落ち着いていくのです。
せっかく好きな人と夫婦になったんだから、「性格が合わないから別れる!」ではなく、これから先も思い合いながら生活していきたいものですね!
仲良し夫婦の秘訣についての記事もぜひ読んでみてください!