ミステリと言う勿れの月9ドラマ第2話が放送されました!
第1話が原作に忠実でおもしろかったので、かなり期待して迎えた第2話でしたが、
展開早いな!
やはり第2話からは原作に忠実に、というわけにはいかなかったようですね。
ミステリと言う勿れのドラマ第2話のあらすじと、原作との違いをまとめていきます!
ミステリと言う勿れドラマ第1話のあらすじはこちらから。
目次
【ミステリと言う勿れ】ドラマ第2話あらすじ
ミステリと言う勿れの第2話は、整くんが美術展に向かうために乗り込んだバスでバスジャックに遭う話です。
【第2話キャスト】
バス乗客 | 露木リラ | ヒコロヒー |
淡路一平 | 森永悠希 | |
柏めぐみ | 佐津川愛美 | |
奈良崎幸仁 | 金田明夫 | |
熊田翔 | 永山瑛太 | |
バス運転手 | 煙草森誠 | 森下能幸 |
バスジャック犯 | 犬堂オトヤ | 阿部亮平 |
坂本正雄→犬堂ガロ | 久保田悠来 |
第2話でのバスジャック犯のオトヤは、まず坂本正雄にみんなのスマホを取り上げるように指示します。
その時、露木リラが素早く友人にバスジャックに遭っていることをメッセージで送ります。
オトヤは全員に名前と職業を聞きます。
瑛太さん演じる熊田翔にオトヤが「おい、そこの色男」と声をかけた時に、整くんが素早く「え、僕ですか?」と反応しますが「お前じゃねーよ!」と言われてしまいます。
整くんは自己紹介を終えた後、オトヤに「あなたのお名前とバスジャックの目的を教えてください」と聞きます。
場面は警察署に変わり、友人からバスジャックに遭ってると連絡がきたと通報があったと風呂光(伊藤沙莉)のところに知らせが入り、青砥(筒井道隆)に話をしますが、いたずらだろう、とあしらわれてしまいました。
調べた結果、バスの運行におかしなところがなかったのです。
青砥たちは別で起こっている連続殺人事件のことで忙しいのでした。
バスは一旦、公園でトイレ休憩をします。
「もし誰か逃げたら、残り全員皆殺しだ。逃げたお前のせいでみんなが死ぬ」
とオトヤは脅しますが、整くんが、
「それは違うと思います。それはその人のせいではなくあなたのせいです。ここで発生するすべての問題はあなたのせいで起こるんです。」
と犯人に言ってしまいます!
このセリフにはみんなビックリ!
だからって整くんは逃げないんですけどね。
トイレに行った時に、整くんは池本(尾上松也)にもらった連絡先を思い出し、バスジャックに遭っているから通報してほしいとメモを残しました。
このメモは誰かに見つかりビリビリに破られてしまいます。
誰なのかはわかりません。
トイレ休憩が終わってバスが出発した際に、サイクリング中の自転車と接触しそうになります。
自転車の人は転倒しますが、バスはそのまま止まらず走行。
オトヤが運転手に「ふざけてんのか、殺すぞ!」と詰め寄ったら、柏めぐみが「やめて!殺さないで!」と叫びます。
それを聞いたオトヤは「なんで。なんで殺しちゃいけないの。」「人を殺しちゃいけない理由は?」とみんなに聞きます。
そこで整くんが「いけないということはないんですよ。」と語り出します。
「罰則はありますけど、人を殺しちゃいけないという法律はないです。秩序のある平和で安定した社会を作るために便宜上そうなっているだけです。だって人殺しなんて戦時下になればオッケーってことになるんですよ。たくさん殺した方が褒められるって状態になる。」
長々と語っている整くんをおもしろそうな表情で見ている翔。
オトヤは整くんの話にキレてナイフを振りかざします。
後ろの翔が整くんをかばい、坂本正雄がオトヤを取り押さえます。
みんなから拍手が起こりますが、正雄がナイフを拾い「すぐキレるのはあれほどダメだと言ったのに。」とオトヤに言います。
この言葉に対しオトヤが「すまん、アニキ」と言います。
坂本正雄は乗客のフリをしていたバスジャック犯だったのです!
一度は喜んだみんなは愕然とします。
バスの中で整くんと翔が仲良く話をしているうちに、バスは山の中の犬堂家に着きました。
家の中に女性の大きな写真が飾ってあるのを見て、整くん以外の乗客は驚いた顔をします。
知っている人なのか?
絵に「garo」と書いてあるので整くんが「ガロって誰ですか?」と聞くと、坂本正雄が「俺だ、俺の本当の名前は犬堂ガロ。こいつとは兄弟だ。」とオトヤの兄弟だと言います。
乗客だった坂本正雄が犬堂ガロで、オトヤの兄である、と。
犬堂兄弟が部屋から出て行ったあと、柏めぐみがバスの運転手、煙草森に「外に連絡できなかったんですか?」と聞きます。
「緊急用のボタンも無線も使えないようになっていて」と答えます。
露木リラがみんなに「最近、市内で連続殺人事件が起きている。警察が極秘で捜査している」と話し出します。
実は自分はジャーナリストだとみんなに説明しました。
犬堂兄弟が連続殺人事件の犯人ではないかと言うのです。
シーンは変わり、風呂光になります。
女だから現場に連れて行ってもらえないのだと思っている風呂光ですが、自分なりに連続殺人事件の被害者の周りの人に聞き込みに行きました。
そこで被害者が同じ系統の路線バスに乗っていたことがわかりました。
池本がやってきて「事件について整くんに意見を聞きたいのに連絡が取れない」と言います。
風呂光は整くんが美術展に行く際、チケットを落としているのに気付き追いかけた時のことを思い出します。
整くんが乗る予定の時刻にバス停に着いたのに整くんはいなかったから、もうバスは行ったと思っていた
↓
しかしすぐにバスが来た
↓
20分に1本の運行なのに次のバスが来るのが早すぎる
↓
バスジャックが起きてると通報があったのを思い出す
↓
整くんが乗ってるバスがバスジャックに遭っている!?
↓
だから電話にも出られないんだ!
しかしバスの運行に異常はなかったので話はそこで終わってしまいます。
気になった風呂光がバス関連での通報がなかったを調べていると、バスによる非接触事故があったのを発見。
現場に行って詳しい話を警官に聞いていた時、つまづいてこけてしまいますが、破られたメモのかけらを見つけます。
やはりバスジャックが起こっているのではないか、と青砥に報告。
防犯カメラを調べた結果、ナンバー登録されていない旧型のバスが映っているのを発見。
バスの行き先には、連続殺人事件の最初の被害者「犬堂アンジュ」の自宅がありました。
犬堂アンジュは、バスの乗客が見て驚いた写真の女性でした。
再び犬堂家。
ガロが写真の女性は自分の妹アンジュで、3か月前から行方不明だと説明を始めます。
探偵を雇って調べたら、アンジュが最後にバスに乗っていたのがわかったと。
そのバスにアンジュと共に乗っていたのが、今回バスジャックに遭っている人たちなのでした。
アンジュは2週間前に遺体で発見されています。
最後にバスで一緒になった人たちの中に犯人がいるのではないかと考え、バスジャックをして連れてきたということなのでした。
整くんは巻き込まれただけなのです!
犯人が名乗り出ないので、「今まで犯した最も重い罪を話せ」とガロがみんなに話をさせます。
ここからミステリと言う勿れでの見どころ、整くんが各乗客に向けて語ります。
熊田翔
「友達とケンカをして『お前なんか死んじゃえばいい』と言ったことをずっと後悔してた。本当に死ぬと思わなかった」
淡路一平
「子どもの頃、駄菓子屋で万引きしていたらそのお店がつぶれちゃった」
「いじめられてたから仕方なかった」
「やらされてた」
「逃げたかったのに」
淡路一平の話を聞いた整くんの語り。
「僕は常々思ってるんですが、どうしていじめられてるほうが逃げなきゃならないんでしょう。」
「欧米の一部ではいじめているほうを病んでると判断するそうです。」
「いじめなきゃいられないほど、病んでいる」
「だから隔離してカウンセリングを受けさせて、癒してあげる」
「日本は逆です。いじめられてる子に逃げ場を作ってなんとかしようとする。でもそれだと学校にも行けなくなって損ばかりすることになる。」
「病んでたり迷惑だったり問題があるのは加害者側なのに。」
「あいつにいじめられたよ、あいつ病んでるからカウンセリング受けさせてやってよ、と簡単に言えるようになればいいと思う。」
露木リラ
「子どもの頃、消防車が見たくてウソの火事の通報をしていたら、本当の火事の時に消防車が遅れた。」
リラは子どもの頃からウソをつくクセがあり、ジャーナリストというのはウソで本当は小さな町工場の事務をしています。
「毎日バカみたいにコツコツ同じことの繰り返しで、ストレスがたまるのよ!ウソぐらいつかせてよ!」
同じ職場にいた元カレが「こんなに小さな世界でお前らみたいにつまらねぇ連中とバカみたいにやってらんねぇ」と大陸に旅に出て、楽しそうな写真を送り付けてきたと言います。
露木リラの話を聞いた整くんの語り。
「その元カレは筏でも作って大陸に行ったんですか?」
露木リラ「飛行機に決まってるじゃない!」
「じゃあその飛行機を飛ばしたのは誰だと思ってるんだろう」
「時間を守ってコツコツ働いている人がいるからバスも飛行機も動くんです。あなたもその1人で、それの何が悲しいですか?」
「その元カレが山奥で完全自給自足をしている人でない限り、話を聞く必要はきっぱりないです」
犬が鳴いているのを聞いて犬堂兄弟が外に飛び出します。
その際ドアに鍵がかかっていないことに気付きみんなで逃げ出そうとしますが、柏めぐみが「犬堂さーん!みんなが逃げますよー!」と逃げる邪魔をします。
「あんた、どういうつもりだ!」と言われた柏めぐみは「だって、まだマスコミが来てないじゃないですか」と答えます。
柏めぐみ
「テレビで中継されて、人質が誰なのが報道されて、家族が呼ばれて話を聞かれなきゃ」
「そしたら心配してもらえるじゃないですか!みんなに心配してもらえる!」
「私、離婚して家を出て行けって言われてるんです。子どもができないから」
「義理に母にはずっと無視されていて、夫も何も言ってくれません」
「だから心配してほしいんです!」
「私の犯した最大の罪は、子どもを子どもをおろしたことです。結婚前で体裁が悪いからと義母に言われて。でもその後なかなか妊娠できなくて、不妊治療に通っているんです。そこで体外受精なら可能背があると言われました。でもお義母さんも親戚も『それは神の領域だから、不自然なことはするな』と反対されてしまって…」
柏めぐみ話を聞いた整くんの語り。
「人がすることはすべて自然の範疇だと思います。」
「人に一からハチミツを作れと言っても無理でしょう。蜂は神みたいな領域を自然にやっているわけです。だとしたら、人間がする発明や革新的技術を見出すことも自然の範疇だと言えるのではないでしょうか。」
「だからあなたも、できることでしたいことはしたらいいと、僕は思う。」
「ただ柏さん、苦しいことを薄めるためにより悪いことを望むのはまずいです。それがどうなっていくのか、僕は知っているので」
話が終わってしんみりしているところに警察が突入してきます。
警察が来てから、整くんが犯人を暴いていくのが次回ミステリと言う勿れの第3話になります。
原作との違い
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ミステリと言う勿れのマンガ原作とドラマの第2話の違いをまとめました。
小林大輔が出て来ない
ミステリと言う勿れのマンガ原作では、バスの乗客で無職のコミュ障の小林大輔というキャラが出てきますが、ドラマでは出てきませんでした。
自転車とバスの接触
風呂光がバスジャックに気付くきっかけになった、第2話でのバスが自転車に接触しそうになった場面は、ミステリと言う勿れのマンガ原作にはありません。
動物が横切って急ブレーキをかけるシーンがチラッと出てくるぐらいです。
風呂光が早く気付くために作られたシーンなんでしょうね。
風呂光賢すぎん?
男社会で自分の存在意義に悩む風呂光ですが、第2話では「賢すぎん?」というぐらいの推理力でバスジャック犯にたどりついていました。
ミステリと言う勿れの原作では、バスジャックの話ではそこまで風呂光は活躍していません。
ドラマの第2話では風呂光が1人で聞き込みに行って推理しています。
風呂光大活躍です!
テンポよくいった第2話
ミステリと言う勿れのドラマ第2話はだいぶテンポよく話が進んだので、展開が早すぎる気もしました。
マンガ原作ではバスの中でのやり取りがもっとありますが、ドラマではあっさり犬堂家に着いてしまってますね。
第1話が原作に忠実だったので、余計にそう感じてしまうのかもしれません。
ミステリと言う勿れは整くんの語りが醍醐味です。
原作の整くんはもっとぽわーんとしたイメージですが、菅田くんは言葉に力強さを感じますね。
セリフ量が多いので菅田くんは大変だったでしょうね。
第2話以降で瑛太さんがバンバン出てくるので、これからの整くんとの絡みが楽しみです♪
ミステリと言う勿れのミュージアムが開催されてるんですよ~。
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