ミステリと言う勿れのドラマの第4話が放送されました。
今回は地味な話なので、最初から原作とは少し違う展開でドラマチックになっていました。
整くんと記憶喪失になった爆弾犯との2人の話ですが、爆弾犯の江本佑さんがよかった~。
そしてミステリと言う勿れは、ドラマになって風呂光推しだということがよくわかるぐらい、風呂光の出番多い。
原作を知っていてもちろん展開も知っているけど、ハラハラしました。
ではミステリと言う勿れのドラマ第4話のあらすじです。
ミステリと言う勿れのミュージアムが開催されてるんですよ~。
目次
【ミステリと言う勿れ】ドラマ第4話あらすじ
ミステリと言う勿れの第4話は男(江本佑)が三好達治の「乳母車」を口にしながら、新聞の文字を切り抜いているシーンから始まります。
整くんがコロッケカレーを作って食べようとしたところ、風呂光から電話がかかってきます。
(ちなみにミステリと言う勿れでは整くんのカレーがよく出てきます)
昨日、爆弾騒ぎがあり、闇サイトに爆破予告と暗号がアップされていた。暗号は解けなかったが爆弾は発見できたとのこと。
今日また予告文と暗号がアップされていたから、解読するのに力を貸してほしいというお願いでした。
風呂光からスマホに暗号の写真が送られてきたのを見ながらカレーを食べようとしたところ、風呂光が整くんの家まで来て、警察署に連れて行かれます。
1回目の暗号を並べ替えると、KUROTOKAGE=黒蜥蜴 になり、このタイトルの小説を書いた小説家は「江戸川乱歩」。
爆弾は「江戸川」というお店で発見されています。
2回目の爆弾は整くんが解読する前に発見されました。
「クイーン」というお店で発見され暗号を並べ替えると、エラリー・クイーンという推理作家の作品タイトル「Yの悲劇」となりました。
暗号は本のタイトル、爆弾が仕掛けられた場所は作家の名前だと確信する風呂光。
そして、3回目の予告文が届きます。
シーンは変わって、雨の中ポテトサラダを食べに行く整くん。
雨の中、傘もささずに「山賊の歌」を歌っている男(江本佑)に出会います。
歌を聴いて思わず「懐かしい」と言ってしまい、男に「この歌知ってる?」と話しかけられます。
歌や詩ろ間違えて覚えている男。
2人は屋根のあるところに移動します。
男はなぜここにいるのか、家がどこなのか、名前はなんなのか忘れていて、記憶喪失になっていました。
救急車か警察を呼ぼうと整くんが言いますが、「やめろ!」と強く反対します。
男は指で三角形をなぞっていて、ついついマネをする整くんでしたが、ガロに「マネをすると相手を怒らせるかもしれないよ」と言われたのを思い出してやめます。
整くんが男に「話してると何か思い出すかと思って。うざいですかね?」と聞くと「話せ」と言ったので、どんどん話をしていきます。
会話の中で出てきた「爆発」「爆弾」という言葉で「どこかに時限爆弾を仕掛けたような…気がする」と男は言い出しました。
「気のせいかな?」「それを見に行こうとしていたのかな?」と整くんに聞く男。
「もしかしておとといと昨日の爆弾もあなた?」と聞きますが、「そんな…気がする」と男は曖昧です。
風呂光に「爆弾を仕掛けたかもしれない男と一緒にいる」と電話をすると、すぐに向かうから間をつないどけと言われ、男とまだ話をすることになってしまいます。
この時点で、爆破まで残り1時間12分。
男は電車に乗ろうとしていたようです。
「地下鉄かな?」までは思い出せたけど、駅は思い出せません。
男の腕時計は30分早く進んでいて、その理由を「子どもの頃からそうしてる。いつも遅刻ばかりで先生がこうしなさいって。」「小4の時の担任の先生。」と話しました。
子どもの頃、クラスになじめずはみ出してたから、その先生が世話をやいてくれたそうです。
山賊の歌を教えてくれたり、三社まつりや東京タワーに連れていってもらった思い出があります。
「1人の生徒にそれをしたら問題になりませんか?」との整くんの質問に、「問題になって飛ばされた。」と答えます。
母がいなくなって身なりに気を遣う余裕がなくいじめられた経験があり、いじめてた奴らが先生とのことをチクったんだそうです。
整くんは敢えて「お母さんはなんでいなくなったんですか?」と質問します。
「母は親父と別れて出て行った。俺捨てられたんだった。」
父親は他に女を作って帰ってこなくなり、放置されたせいでいじめられるようになったと話します。
おかげで笑えなくなった、眠れなくなった、楽しいことなんかなんにもなくなった、最悪だった、全部あの女のせいだ、と母親を恨んでいます。
一番最悪だったのはあの女がとっととくたばったこと。
小6の時に知らないうちに死んでいた。
その時に自分の指輪が目に入り、男は何かに気付きます。
ここから男の雰囲気がガラッと変わるので、整くんは「全部思い出したんですね」と気付きます。
爆弾を仕掛けた場所がわかった整くん。
風呂光に電話をかけてその場所に行ってもらいます。
男の発言からの整くんの推理です。
男はずっと3の話ばかりしていました。
山賊雨=三束雨(みつかあめ)
音楽ならワルツが好き=3拍子
2つの水素(H2)+1つの酸素(O)=3つの水(H2O)
リチウムの原子番号は3
三好達治
ゴジラは全長300メートル
時計は30分進めている
三社祭
東京タワーは333メートル
東京の地下鉄3号線は銀座線なので、銀座線に乗って爆破の瞬間を見に行こうとしていた。
三社祭りには「行った」と表現し、東京タワーには「連れて行ってもらった」と表現した。
つまり子どもの頃、浅草には近く東京タワーには遠い場所にいたのではないか。
浅草駅から隅田川を渡った向島のほうに、三めくり神社があり珍しい三角石鳥居があって、三井家の守護神で、三越のライオン像がある。
「その近くにあなたが通っていた小学校があるはずです。」
「爆弾を仕掛けたのは、最悪の思い出の報いを受けるべきところ、その母校だと思います。」
1回目と2回目の暗号の作家と作品名はミスリードのフェイクだったのです。
そこに風呂光から「神社の横に小学校があった。しかし校舎が広くて爆弾がどこにあるかわからない。」と電話がかかってきます。
整くんは新しい暗号をスマホに送ってもらい、今までの暗号と照らし合わせます。
爆弾が仕掛けられているのは「音楽室」と解読しました。
今までの3つの暗号に描かれている線が迷路になっており、暗号を三角柱にして迷路を進んだ文字を並べると「ONGAKU」、音楽室ということです。
その通り音楽室に爆弾がありました。
あと30分あると余裕を持っている警察ですが、男の時計は30分進めているので、整くんは「逃げて。予告より30分早く爆破します。爆破時刻は3時です!」と風呂光に電話します。
この時点で3時まであと1分。
警察は慌てて逃げ出し、風呂光との電話も切れてしまいます。
しばらくしたら風呂光から電話がかかってきて、爆発物処理班がトラップに気付いてギリギリで解除したとのこと。
みんな無事でした。
そこへおまわりさんが「そのへんで事故がなかったか?」と聞きに来ます。
「車で人をはねたような気がするけど、逃げてしまったという人が交番に自首してきて。」とおまわりさんが言うのを聞き、男は「そうかー俺、車に引っかけられたのか…」とつぶやきます。
男の名前は「三船三千夫」。
3というのは最も神聖な数字なので、名前に入ってたらいいと小4の時に担任の先生が教えてくれたそうです。
だから3にこだわってたんですね。
「その先生が好きだったんですね、また会ってみたらどうですか」という整くんの言葉に、「俺が6年の時に死んだ」と答えます。
「それはお母さんだって…」
三船が話していた担任の先生が実の母親だったのです。
爆破したい気持ちとしたくない気持ちがあったのではないか、と整くんは三船に言います。
先生=お母さんとの唯一の楽しい記憶がある場所を思い出すと苦しいから壊してしまいたい、と同時にずっと大切に守っていたい
「あなたは本当は、お母さんが大好きなんだと、僕は思います。」
三船が警察に連れて行かれ、整くんが1人で歩いていると草むらでケータイのアラーム音が鳴っています。
三船のであろうケータイを拾おうとしたところに風呂光が「久能さん!」と来たので、応えようとしたら土手を転がり落ちてしまい、第4話が終わりました。
「ぽてぽてしちゃうぞ」が聞けた!
ミステリと言う勿れの爆弾犯の第4話は、カレー日和じゃないと思った整くんが如月亭(きさらぎてい)にポテトサラダを食べに行こうとして三船に出会います。
この時、整くんが、「ぽてぽてしちゃうぞ、ぽてぽてしちゃうぞ」と歌っているシーン、今までは想像でしかなかったのが、ドラマの第4話で聞くことができました!
かわいい…
ぽてぽて歌ってる整くんの菅田くんかわいいよ。
ミステリと言う勿れのかわいい整くんをドラマで見ることができてうれしい!
このシーンを見たくて第4話を何回も見てしまいそう…
風呂光の出番が多くなっている
ミステリと言う勿れの原作では整くんが三船に出会い、爆弾を仕掛けた場所がわかった段階で池本に電話をし、警察も爆弾を探していることを知ります。
ドラマの第4話では、爆破予告があったことで警察が動いている場面が先に出てきます。
風呂光が整くんに暗号の解読をお願いするのもドラマだけです。
3回目の爆破予告の暗号も、風呂光1人で考えているシーンもあり、ドラマの第4話では原作より断然、風呂光の出番が多くなっているので、ミステリと言う勿れのドラマでは風呂光推しなんだと思っています。
整くんと爆弾犯の2人のかけあいが絶妙
ミステリと言う勿れではこの話は短いですし、大きな動きもない地味な話なので、ドラマでするとは思ってなかったんですよね。
第4話の予告を見て、「この話するんだ」と思いましたが、爆弾犯役が「江本佑さん」だとわかって俄然見たくなりました。
思ったとおり2人のかけあいが絶妙で、記憶喪失で記憶が曖昧な江本佑さんの演技がつかみどころがないのもいい。
しかも思い出してからの雰囲気の変わりよう!
雰囲気がガラッと変わる演技にゾクッとしました。
何回見ても飽きない第4話になったとすでに思っています。
再現度は高いミステリと言う勿れ
ミステリと言う勿れも第4話になって原作と違うところは出てきましたが、再現度は高いです。
原作での重要なところは省かず描かれてますし、整くんのかわいいところも存分に表現されています。
「ぽてぽてしちゃうぞ」は本当にかわいかった!
整くんが土手から転げ落ちて第4話が終わっているので、次の話が気になりすぎますね!
ミステリと言う勿れのドラマ第1話あらすじはこちらです。
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