コロナウィルスの流行で夫が在宅勤務になっている家庭が増えましたね。
専業主婦にはストレスになっているのではないでしょうか。
明治安田生命がコロナ禍における子育て世代へのアンケートをとったところ、子どもがいる専業主婦の4人に1人が夫の在宅勤務を望んでいないことがわかりました。
テレワークをした夫をもつ専業主婦の約4人に1人は、夫のテレワークを望まず!
・夫のテレワークを望まない最も多い理由は、「夫がずっと家にいることで家庭不和になり子どもに悪影響なため」(36.4%)、次いで「夫が子育てと仕事の時間のバランスが取れていないため」(27.3%)
引用:明治安田生命総合研究所
今まで日中いなかった旦那が1日中いるとなると、ペースが変わってきますよね。
しかも仕事をしているのでうるさくしないように気を遣います。
夫が在宅勤務になって専業主婦はどんなことがストレスになるのかまとめました。
もっと気楽に過ごせる工夫の仕方もありますよ~。
目次
夫が在宅勤務は専業主婦にはストレスしかない!これがイヤ!
夫が在宅勤務になって専業主婦がストレスに感じる原因です。
好きで結婚した相手なのに、家にいるとストレスになるなんて結婚当初は考えなかったでしょうね。
専業主婦のストレスの一番の原因は「お昼ご飯の用意」です。
自分1人なら適当に卵かけご飯や納豆ご飯、なんなら食べなくてもよかったのに、夫がいるなら夫の分を用意しないといけません。
わりとしっかり食べるとなると量も必要です。
3食しっかり作る生活になるわけですね。
食べ終わったら食器の片付けもあります。
お昼ご飯がいるということはその分の食費が増えます。
お昼ご飯に困らないようにストックを置いておかないといけないので、買い物で買うものが増えます。
夫がいることで増えるお昼ご飯のストレスがかなり大きいです。
夫が1日中家にいることで生活のペースが乱れますね。
専業主婦も1日家にいるわけですから。
朝、夫が出勤して子どもたちが学校や幼稚園に行ったら1人だったのに、夫がいる。
掃除をしたくてもテレビを見ていたり、布団を干したいのにまだ寝てる、となると自分の思うように動けません。
買い物に行く時に「俺も行こうかな」とついてこられると、買い物も自分のペースでできません。
夫がいるとゴロゴロできません。
掃除して片付けして、ちょっとゆっくりしようかな、テレビでも見ようかなと思っても、夫がいると気を遣ってしまいませんか?
専業主婦なので、夫が目の前で働いているのにゆっくるするのに気が引けます。
何かをしているフリをしたり、ごろんとしたいのにソファの上にきちんと座ってみたり。
1人の時のようにゴロゴロできないのが辛いです。
逆に夫が、仕事がひと段落ついたとゴロゴロしていると腹が立ちますね。
在宅勤務だとリモート会議だけ参加すればいい日など、ずっと仕事をしなくてもいい場合もあります。
仕事をしなくていい時間だからとゴロゴロされると邪魔ですよね。
こっちは気を遣ってゴロゴロできないのに。
専業主婦にとっては家が仕事場なんです。
在宅勤務だとリモート会議があることがほとんどです。
違う部屋でリモート会議をしていたとしても、掃除機をかけたり音が出ることはできません。
リビングに仕事のスペースを作っている場合は、部屋が写るのでパソコンの向きを考えてもらわないといけないですね。
うっかり夫の後ろを通ってしまうと、会議の相手に姿をさらしてしまいます。
部屋を開ける時もただ作業をしているだけなのか、会議をしているのか気にしないといけません。
大人が1人家にいるだけでトイレットペーパー・ティッシュなどの消耗品の減りが早いです。
「この前買ってきたのに!?」と、いつもトイレットペーパーを買っているような気がします。
前より多めにストックを置いておかないといけません。
夫が家にいるということは、それだけ電気も水道も使います。
1ヶ月分にするとだいぶ変わってきますよ。
結婚した時と今とでは状況が違いますが、夫には新婚の時に家にいてほしかったですよね。
もっと一緒にいたいのに、「仕事だから」「付き合いだから」となかなか帰ってこなかったのに、こっちが1人のペースに慣れてきた時に家にいるようになるとわずらわしいんです。
「今さら一緒にいてもね」と冷めた感情になってしまっています。
夫婦仲はよくても1人になりたい時もある【我が家の場合】
私と夫の仲はいいですが、夫がずっと家にいるようになると「たまには出たらいいのにな」と思うようになりました。
「明日出かけてくるから」と言われると、心の中で「よし!」と思います(もちろん表には出しませんよ)。
夫は自分で勝手にお昼ご飯を作って食べる人なので手はかからないのですが、お昼ご飯になるものを置いておかなくてはいけません。
晩ご飯で使おうと思っていたものを使われることもあります。
また家にいると甘いものが食べたくなるようで、お菓子のストックも置いておかないといけないようになりました。
子どもか。
何かないかとキッチンをゴソゴソしてるんですよね。
用事があって仕事部屋を開けると、取引先の人と電話をしていたり、作業中で「今ちょっと無理」と冷たくあしらわれることもあります。
と思えば昼寝してることもあるし。
タイミングが難しいんですよね。
「今大丈夫かな?」と様子を伺って声をかけるようにしています。
ストレスばかりではなくメリットもある
夫が在宅勤務になるとストレスばかりではありません。
メリットもあります。
夫が会社に勤めている時は、相談したいことがあっても帰ってくるまで待たないといけませんでした。
ゆっくり話をしたくても帰りが遅いとヤキモキしますし、込み入った話だと遅くまでかかることもあります。
次の日寝不足で出勤、なんてことも。
在宅勤務だと仕事の合間で話ができるので、いつでも話ができるのは気持ちがラクです。
子どもがいると夫が在宅勤務になれば、子育てのことを分担できます。
- 朝、保育園や幼稚園に送るのは夫・迎えに行くのは私
- 子どもの宿題を見てもらう
- 子どもをお風呂に入れてもらう
1人で子どものことを見るのは本当に大変なので、夫と協力してできるのはありがたいことです。
気持ちが全然違いますよ。
夫が在宅勤務になると、晩ご飯を家族全員で食べることができます。
晩ご飯の時間に帰ってこれないお父さんは多いですよね。
子どもが学校や幼稚園に通っているなら、遅くまでお父さんの帰りを待っているわけにいきません。
在宅勤務だと仕事の途中でも晩ご飯の時に一旦抜けることもできます。
通勤時間がないのも在宅勤務のメリットですね。
専業主婦でも子どもが帰ってくる時には必ず家にいないといけないですよね。
出かけていても15時前後には帰らないといけないですし、幼稚園ならお昼すぎには迎えに行かないといけません。
子どもが帰ってきたらもう1人では外に出られません。
夫が在宅勤務なら、家に子どもだけにならないので時間を気にせず外出できます。
1日の使える時間が多くなりますよ。
自分の時間を作る工夫の仕方
夫が在宅勤務で専業主婦が感じているストレスをなんとかできる工夫の仕方です。
できることから試していきましょう。
スペースをシェアするレンタルスペースを利用してみましょう。
パーティや会議、女子会などなんにでも使えますが、もちろん1人で利用するのもOKです。
1人で利用するのにちょうどいい部屋を見つければ、ゆっくりのんびり過ごせますよ!
ってか夫が借りてそっちに行ってくれてもいいですよね(笑)
毎日ではなくても時々はそうやって別々に過ごすとお互いストレス解消できます。
専業主婦だって1人になりたいんです!
スペースレンタルサービスの「スペースマーケット」についてこちらに詳しく書いています。
【レビュー】スペースマーケットの使い方は自分次第!利用してみたら快適だった
外に出る用事を作りましょう。
例えば買い物のついでに銀行に行くこともあるかと思いますが、急ぎでないのなら「銀行は明日にしよう」と用事をおいておくのです。
出る用事もないのに出かけられないですよね。
何か1つでも用事があると出かけやすいですよ。
夫が在宅勤務をしているとテレビを見るにも気を遣いますが、夫の気配を感じるのもストレスになりませんか?
トイレに行ったな、なんかゴソゴソしてるな、と感じるのがストレスなんですよね~。
気配を感じたくない時はイヤホンをしましょう。
ワイヤレスイヤホンなら家事をしながらでも聞けます。
注意しないといけないのは、音楽を聞いている時に大声で歌わないようにすることです。
夫に「うるさい!」と怒られてしまいますよ…
夫が在宅勤務で家にいてもお昼ご飯は各自でとるようにするとかなりストレスがなくなりますよ。
自分のペースで済ませられます。
毎日一緒に食べなくてもいいですもんね。
お昼に食べられるようなものだけストックしておいて、好きに食べてもらいましょう。
なんとか工夫しながら自分の時間を確保しよう
夫が在宅勤務になったら専業主婦はストレスが増えます。
家にいても仕事をしているわけですから邪魔はできません。かといって仕事の合間にゴロゴロされてもうっとおしいだけですね。
とはいえ、夫がいることでメリットもあります。
- いつでも話ができる
- 子育ての分担ができる
- 家族での晩ご飯
- 子どもを気にせず出かけられる
夫と話し合いをして分担できるところはしていきましょう。
それが在宅勤務のメリットですもんね。
夫がいて気まずい場合は以下のことを試してみてください。
- レンタルスペースを利用する
- 用事を作る
- イヤホンをする
- お昼ご飯は各自で
レンタルスペースは時々でも利用すると1人の時間を確保できるのでおすすめです。
夫がレンタルスペースに行ってもいいですよね。
できることから工夫して自分の時間を確保するようにしてくださいね~。