主婦の仕事は家事ですが、家事といえば何を思い浮かべますか?
料理・洗濯・掃除・買い物・育児
単語で書き出すと「これだけ?」と思いますが、この中には「名もなき家事」がたくさん存在するのです!
そんな大げさな、と思うかもしれませんが、名もなき家事はあちこちに存在していて、その都度対応しないといけないので面倒なのです。
なのに、人によっては「くだらない」と思われたり、家族にわかってもらえなくて「何をそんなにバタバタしてるの?」と言われた日には、「こっちはやることたくさんあるんだよ!」とキレてしまいそうです。
他の人には気づいてもらいにくい名もなき家事がどれだけあるのか、リストにしてみました!
「こんなにあるのか…」と大げさでくだらないものではないとわってもらえるはず。
リスト化して家事がラクになるアプリを紹介しているので、気になったのがあれば使ってみてください。
工夫次第でラクにする方法を知って、少しでも名もなき家事の負担が軽くなりますように。
目次
名もなき家事は大げさじゃない!こんなにあるやること
こんなに名もなき家事があるということがわかれば、大げさじゃないとわかってもらえると思います!
くだらないと思っている旦那連中が多いと思いますが、くだらないなんてことない!こっちは大変なんです!(叫び)
書き出したら多すぎて自分でもびっくりしました…
玄関を見たら「この家、何人家族?」というぐらい靴が出ていることないですか?
名もなき家事の代表的なことです。
玄関に置く靴は履く靴だけにして、履かない靴はしまいましょう。
玄関がゴチャッとしてると、家全体がゴチャッとしているイメージになってしまいます。
なぜ脱ぐときに直してくれないのか、と思うぐらい、服や靴下が裏返っています。
いちいち裏返っているのを直すのってすごく面倒なんですよね~。
気付かず洗濯して、干す時に裏返ってるのを見つけるとイラっとします。
これも、名もなき家事で主婦が面倒だと思うことの上位です。
洗剤やシャンプーなど詰め替え用を買っていると、なくなったら補充しないといけません。
「これなくなってるよー」
と言われたら、
「ストックあるから補充してよ!」
と思ってしまいます。
自分が使う時にないと、「あーもう!」ってなりますよね。
「そんなことで怒るなんてくだらない」と言われそうですが、毎回だから怒るんです!
トイレットペーパーが少なくなっていても、誰も新しく出してくれないことが多いです。
結局自分で交換する。
家族の人数が多いと交換する頻度も多いので、地味に手間です。
それぐらい大げさに言わなくても、と思うかもしれませんが、誰も交換してくれないのに腹がたつのです!
ご飯のあと洗い物が終わってるのに、気付けばシンクに溜まるコップ…
家族がお茶やジュースを飲んで使ったコップをシンクにどんどん溜めていく…
洗い物は片付けたはずなのに、みんなが寝たあとふとシンクを見て「えぇ!?」となることよくあります。
大げさではなく、もう終わったと思ってるので、がっくりきてしまうんですよね。
生ごみは意識して捨てるかもしれませんが、シンクの排水溝も小まめに掃除しておかないと、ヌルヌルで触りたくない状態にすぐなってしまいます。
もちろん家族は誰もしてくれません。
お風呂の排水溝の髪の毛を取らないと、流れなくなってきますよね。
毎日入ってるお風呂なのに、誰もしてくれません。
まさに名もなき家事です!
旦那が飲んだビールの空き缶、子どもが飲んだジュースのペットボトル。
洗って乾かして、ラベルやキャップを捨て、つぶして分別する。
2~3日しないとすぐ溜まるので毎日しないといけません。
自分が飲んだわけではないのに…
ゴミの日にはゴミを捨てますが、家に中のゴミ箱を回収してまとめないといけません。
トイレ、洗面所、生ごみ、各部屋のゴミ。
回収して、袋をかけてるなら袋をかけて。
「ゴミ捨て」ってゴミステーションに持って行くだけじゃないんですよ!
洗濯機にゴミ受け付いてますよね。
定期的に取らないと溜まっていく一方です。
私はここの存在にしばらく気付かず、見つけた時にはとんでもないことになっていました。
空気清浄機のフィルターは意識して掃除しないとすぐホコリが溜まっています。
部屋の空気をキレイにするためにも小まめに掃除したいと思いますが、ついつい忘れてしまいます。
冬は朝起きると窓に結露が付いています。
そのまま放っておくとカビの原因になるので、起きたらすぐ拭き取りたいですが、寒いし、起きたてでしたくないんですよね…
家族の部屋の窓を全部拭いていくとなるとかなり面倒です。
買い物に行って帰ってきたら、財布の中のレシートを出さないと財布の中がぐちゃぐちゃになります。
レシートを見て、ポイントの確認、買った物に不要な物はなかったかと見直したりしていると、ひとつの仕事になってしまいます。
毎日掃除機はかけているけど、ソファの下って?
たまに覗いてみると、ホコリだらけ!
気付いてしまったら毎日拭かずにはおれません。
テレビの裏側はコードだらけになってますよね。
静電気ですぐホコリがつくので小まめに掃除したいですが、コードがたくさんあると掃除しにくいんですよね。
なぜかクモの巣はってたりするし…
ここは家電に強い旦那にお任せしたい所です。
換気扇のカバー交換もつい忘れがちになってしまいます。
しばらく放っていると、カバーの奥が油っぽくなり掃除しにくくなります。
早めに交換しようと意識しないといけません。
子どもがお茶を持って行くとすぐなくなります。
夏場だと特に、沸かしても沸かしてもすぐなくなって「もうないよ」と言われたら、「沸かしてくれたらいいのに!」と思います。
大げさでなく、本当に毎日沸かさないと追いつきません。
製氷機の水を補充していないと、
氷を使おうと思ったらない…
水は空っぽ…
誰か気づいたら入れてよーと思いますが、気を付けて入れてないと氷が0ということも。
大げさじゃなく、空っぽの製氷機を見た時は、「どうしよ…」と頭真っ白になります。
子どもがいると増える名もなき家事
子どもが小さいうちはさらに名もなき家事が増えます。
大げさじゃなく、本当に増えます。
おむつ・おしり拭き・ミルクなどは、なくなったら困るものなので、なくなる前に補充しないといけません。
代わりの物がないので、気を付けて買い足しておかないといけないですが、かさ張るのが厄介ですね。
自転車で買い物に行くとカゴに乗りきらなず、一度にたくさん買えません。
赤ちゃんはおもちゃを口に入れてしまうので、すぐおもちゃがベトベトになります。
放っておくとそれをまた口に入れるので、汚いですよね。
1日の遊び終わりには、消毒やウェットティッシュで拭き拭きしないといけません。
赤ちゃんのことは、くだらないですませたくないですもんね。
丁寧すぎるぐらいでいいんだと思います。
子どもが保育園・幼稚園に行っていると、次の日の用意があります。
園からのノートに返事を書いて、洗う物は出して、持ち物用意しては母の仕事です。
たまに旦那が送ってくれても、用意を全部こちらですませて渡さなくてはいけません。
子どもとお出かけする時には、お出かけセットが必要です。
おむつ・おしり拭き・ゴミ袋・おやつ・ガーゼ・哺乳瓶・ミルクなど持って行かないと困るものがたくさんありますよね。
マザーズバッグにセットしておいて使ったら補充する。
補充しておかないと次のお出かけで困ることになります。
学校から帰ってきたこどものプリントをチェックしないといけません。
今後の予定や変更事項など大事な連絡があります。
「今日こんなにあるの?」
と大量に持って帰ってくることがあるので、目を通すだけでも時間がかかります。
兄弟姉妹がいるとさらに増えます。
学校の持ち物をチェックするのは親の役目です。
締め切りがあるプリントやお金、授業に使う物をちゃんと用意しているか確認してあげないといけません。
宿題のチェックもしなくてはいけません。
「丸つけは親がしてください」
と言ってくる学校もあります。
子どもが理解できなくて教えながらしていると、晩ご飯の時間がかなり遅くなった、なんてこともあります。
その分、家事がズレこんで遅くなります。
いらなくなったおもちゃは捨てないと、溜まっていく一方です。
定期的におもちゃの見直しをして、年齢的にもう遊ばない物は捨てるようにしていますが、子どもが遊んでる物をなんで私が始末しないといけないの、と思ってしまいます。
子ども部屋を作ると、だんだん親は入らなくなるものです。
たまに入った時に、荒れてる部屋を見て「片づけなさーい!」と怒ることも。
子どもだけに任せるのは不安なので、結局自分も一緒になって子ども部屋の掃除を手伝うことになります。
旦那と喧嘩!「大げさじゃない?」とバカにされた体験談
私がすべての家事をしていた時の話です。
休日に家族でお出かけする予定があり、私は朝からバタバタ。
普段の家事に加え、お弁当作り、荷物の用意、子どもの世話とやることが次から次へとあるのに、せまってくる出発時間。
自分の支度もしないといけません。
出発時間が近づいているのに用意ができてないのに気づいた旦那が、
「そんなにバタバタしててまだ用意できないの?」
「やること多いって大げさじゃない?くだらないよ」
と言ったのです!
私より遅く起きてきて、自分の用意だけして言い放ったこの一言にキレました。
「手伝ってくれたら早く終わるんだけど!?」
その一言に旦那もハッとしたのか、子どもの用意をしてくれたり、荷物の準備をしてくれました。
言わなくても気づけよ、と思いましたが、言わないとわからないんですよね。
気まずいままお出かけしましたが、これがきっかけで普段の家事で旦那ができることをやってもらうようになりました。
旦那がやってみて思うこともあるようで、夫婦で家事のやり方の話をするようにもなりました。
こんなことでケンカなんてくだらないとも思いましたが、一人でやっていた時よりだいぶラクになりましたし、何より旦那が名もなき家事の大変さに気付いてくれたのがうれしかったです。
こうやって書いてると、名もなき家事が大変なんじゃなくて、家族が誰も気づいてくれないのに腹が立つんだなと思いました。
ひとつひとつは大げさなことではないので、気づいた人がやってくれてたらこんなにもイライラしないはず…
どこまで家族と一緒になってやれるかを考えた方がよさそうです。
ただやってくれても「そうじゃない…」と思う旦那のありがた迷惑な行動もあるんですよね…
旦那の家事がありがた迷惑!ダメ出しせずにうまい伝え方でその気にさせて
名もなき家事をリスト化できるおすすめアプリ5選!
名もなき家事がリスト化できてラクになるアプリがあるので紹介します。
家族とシェアして、ガミガミ言わなくてもやってくれるように工夫していきましょう!
魔法の家事ノートをインストールすると、まず家族構成や居住形態などの4つの質問があります。
その答えによって自分に合った家事がリストアップされます。
私が登録した時に出てきた家事リストはこんな感じ。
まだ何もしてないので、「本日の達成率」は0%です。
終わった家事にチェックを入れていくと達成率があがっていきます。
- 家族とシェアできる
- 買い物リストが写真とメモで保存できる
- 家事の時間を知らせてくれる
Sweepyは部屋を登録していき、その部屋にあった家事をリスト化します。
イメージは家をキレイにしていく感じ。
このアプリを見たら、どの部屋がキレイになっていて、どこがまだできていないかがすぐにわかります。
リビングですること、キッチンですること、と部屋ごとにすることを変えられるのでメリハリがついてわかりやすいですもんね。
「片づけ」だとさっくりしてしまいます。
ちなみに「sweep」は「掃除する」という意味です。
- どの部屋がキレイになったかすぐわかる
- 掃除の時間を通知してくれる
- バケツのキャラがひとこと言ってくれるのがかわいい
Todyは部屋ごとのやることをToDoリストのようにして、タスクを追加していきます。
自分を、掃除大好き←→面倒臭がり、のどれかに設定できます。
私は「やや面倒臭がり」。
タスクを終わらせるとインジケーターが埋まっていくので、どれだけできているかがわかります。
リビングを少し掃除したので、インジケーターが溜まっています。
- タスクの難易度を「軽く」「しっかり」などで設定できる
- シンプルで見やすい
- 部屋がイラストでかいてあるのがかわいい
ニナルベビー、このアプリは赤ちゃんが産まれたママ用のアプリです。
産まれた日を登録すれば、生後何日か出ます。
日数に応じたイベントや、赤ちゃんができるようになる成長スケジュールがあるので、目安になりますよ!
家事アプリと違うのは、他のママさんの体験談があること!
他の人の意見を読んで共感できると「がんばろう」と思えるものです。
あなたも体験談を載せることで、気持ちがスッキリするかも。
- 予防接種リストで予定がわかる
- 兄弟姉妹を追加できる
- 悩みに合わせた記事を探せる
- 離乳食のレシピたくさん
OsidOri(オシドリ)は家計を共有できるアプリです。
家族のお金の出入りがグラフで見られるので、お金の管理がとても便利です。
家族がそれぞれ入出金を入力するので、お金の管理をする意識も身につきます。
自分1人でお金のやりくりを考えるのって精神的な負担が大きいですよね。
家族も一緒に考えてくれると安心できます。
夫婦でお金の話ができない人たちもいます。
アプリを使って家族みんなでお金の管理をしていきましょう!
名もなき家事をラクにする方法
やることがたくさんある主婦なので、少しでも負担を減らせるように工夫したいですね。
ちょっとしたことで負担を減らせる考え方は次の通り。
- 少々のことは気にしない
- ルーティーン化する
- 子どもに習慣づける
- 旦那と分担する
- 食材の宅配を利用する
それぞれ説明しますので、名もなき家事を大げさにせずラクにする方法を実践して、やることを減らしましょう!
どうしてもしないといけないこと以外は、「やらなくていっか」と少々のことは気にしないようにするとラクになりますよ。
例えば、丸まった靴下、裏返った服を直すのをやめるとか。
干した後はたたまずに本人にそのまま渡すのです。
着る時に自分で直して着ます。
お皿洗いが終わったあとにコップが置いてあっても、次の日にまわせばいいんです。
自分の中で家事が終了しているのなら、無理にしなくてもいいんですよ。
毎日していることを2日に1回にするなど、少しずつ手を抜きましょう!
旦那が名もなき家事のことをくだらないと思っているなら、なおさらそこまで気にかけてすることはありません!
ルーティーン化すれば、流れでカラダが動くようになります。
お皿洗う→排水溝をキレイにする→生ごみを捨てる
お風呂の排水溝をキレイにする→洗濯機のゴミ受けのゴミを取る
流れができれば、考えなくても同じ動きができるようになりますよ!
ペットボトルのラベルやキャップは外して洗って干しておく、など子どもに教えて習慣づけるようにすれば、自分のことは自分でするようになるのでラクになります。
うちの子は空いたペットボトルは洗いますし、ゴミの分別もしてくれます。
子どもができることが増えるとグッとラクになりますよ~。
子どもがくだらないと思わずやってくれるようになればこっちのものです!
ハードルが低いようで高いかもしれませんが、旦那と分担するようにしましょう。
分担する時は、やるべきことを明確に伝えること。
「わかるだろう」と思っていたら全然わかってなかった、ということになりかねません。
くだらないなんて考えは」言語道断です。
旦那にやってもらうのは、完全に任せられることがいいです。
つい文句を言いたくなりますが、やる気をなくしてしまうので、旦那が自分で考えてやれるようにするのが任せるポイントです。
文句を言わずに見守ること。
- ゴミの日にはゴミを回収して捨てる
- 晩ご飯後のお皿洗いを任せる
- 宿題のチェックを任せる
- 洗濯物を干すのを任せる
うちは旦那が子どもの宿題を見てくれるので、完全にお任せしています。
夕方の忙しい時間を家事に専念できるので、すごく助かってます。
やる事を明確にして分担していきましょう!
ちょっと贅沢かも、と思うかもしれませんが、食材の宅配を利用するとぐっと家事がラクになります。
食材宅配の「わんまいる」は個食包装されているので使いやすく、1ヶ月に同じメニューはありません!
湯せん・流水で解凍してお皿に盛りつけるだけで食事の用意ができてしまいます!
食材の宅配を利用すると、
- 作らなくていい
- 献立を考えなくていい
- 買い物に行かなくていい
- 調理器具の洗い物がない
だいぶラクになります!
ご飯って作るだけじゃないんですよね。
考えて買い出しに行かないといけません。
主婦は毎日献立のことを考えています。
献立が決まらない時ってイライラしますよね。
そんな悩みからも、「買い物行かなきゃ」という焦りからも解放されます。
毎日じゃなくてもいいのでたまには食材の宅配を利用してもバチはあたりませんよ。
ラクにする方法を見つけて手を抜こう
名もなき家事は見つければ無限にあります!まだまだあります!
人によってもすることは違ってきますしね。
無限を相手にしていたら大変です。
大げさに考えず、最低限やらなければいけないことさえやれば、あとは手を抜いたりやれる時にやりましょう。
子どもや旦那にしてもらうのも効果的です。
旦那がくだらないと言い出したら、やってもらって大変さをわかってもらいましょう!
あなたがラクになるように工夫してくださいね。