ミステリと言う勿れのドラマ第8話が放送されました。
第8話は整くんが通っている大学の教授の天達春生先生(鈴木浩介)にバイトに誘われて行った、別荘でのお話です。
第7話で整くんの回想シーンに出てきた女性(水川あさみ)は天達先生のパートナー、喜和さんでした。
喜和のお墓参りに行った時に、天達にバイトを頼まれ別荘まで行くことになります。
別荘には風呂光も行くことになりますが、ミステリと言う勿れの原作ではこの話に風呂光は出てこず、もう1人学生の男の子が出てきます。
なので「風呂光!?」となりました…
そこは私的にマイナスポイントでしたが、気を取り直してミステリと言う勿れの第8話のあらすじにいってみましょー!
誰が何を起こしてもおかしくない配役でしたね~。
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目次
【ミステリと言う勿れ】第8話あらすじ
ミステリと言う勿れのドラマ第8話は、整くんが天達先生のパートナーの喜和さんの命日にお墓参りに行った際、天達先生に「友人の別荘でミステリー会があるからバイトで来てくれないか」と頼まれ、向かった別荘での話です。
天達先生は整くんに授業の一環だと言って1つお願いをします。
「ミステリー会に集うメンバーの中で1人だけ嘘をつく人がいるだろうから、見ててくれないか」
当日、迎えに来た天達先生の車には風呂光も乗っていました。
風呂光が天達先生の講義を聞きに行きあいさつをした時に、ミステリー会に誘われたのです。
刑事だということは隠して参加します。
着いた別荘には蔦がびっしり生えており、「アイビーハウス」と呼ばれています。
先に来ていた橘高勝(佐々木蔵之介)が現れ、中に入る際に玄関マットで靴の底の泥を落とすように言われます。
橘高は「あれ、前は玄関マットはなかったな」と言い、天達が「冬は置いてないんだろう。雪で埋まってガレージから出入りするから」と答えます。
「俺、冬にここに来たことなかったな」と橘高はつぶやきます。
橘高はマイスリッパまで持参していました。
中に入ると家主の蔦薫平(池内万作)、あだ名は「アイビー」と、ミステリー好きのデラ(田口浩正)とパン(渋谷謙人)が出迎えます。
寝る部屋の割り振りが、デラとパン、風呂光、整くんと天達、橘高となった時に、橘高はテントを持ってきているからガレージでいいと言います。
マイ皿にマイ箸、マイボトルまで持参している橘高です。
教師を目指しているが、蔦に「向いてないような気がするけど」と言われる整くんですが、「向ているから教師になりたいわけではないです」と答えます。
「自分に苦手なものがあると認識している教師は、生徒にも苦手なものがあると理解できる。自分ができることは人もできると信じている教師は、多くをとりこぼすことになる」と天達。
橘高、天達、蔦は学生時代の同級生です。
橘高は現在、市役所勤めをしています。
前座の謎解き
橘高が前座で謎解きを出します。
「ある山荘に5人の人が泊まっていました。
その中の1人が他の4人を殺して逃げたが、警察は犯人に気付かず4人は集団自殺として片付けられた。
どうしてでしょう?」
犯人は、
「透明人間だったんです」
「そんなのアリですか」と場が和みます。
謎解き
蔦が本題に入ります。
この別荘は最近手に入れたが5年前、以前のオーナーの妻がバルコニーから転落して亡くなったらしい。
夫婦はいつもどこへ行くのも一緒で、ラブラブだと近所で評判でした。
夫は物書きで家にいたので、家事や庭仕事などもいつも2人で仲良くしていたそうです。
突然妻がなくなり、遺書もなく自殺とも思えず事故ということになったが、夫は納得せず誰かに殺されたと思っています。
恐らくストーカーがいて彼女をつけ狙っていた…
「蔦!そんな話やめろ!」
と橘高が急に言います。
ここにいるみんなにこの事故、もしくは事件の真相を解き明かしてほしいというのが謎解きの目的です。
この家の鍵のかかっている部屋以外は自由に見ていいとのこと。
亡くなった奥さんは花が好きで、四つ葉のクローバーを見つけるたびに押し花にしていました。
蔦は「なんだっけな、この花」
それを聞いた整くんは「シロツメクサです」と答え、こう言います。
「シロツメクサは三つ葉だけど、傷つけられると四つ葉になるそうです。四つ葉を探そうと分け入って踏みつけるとどんどん四つ葉ができます。その人が植物を大事にしていたら知らないわけがないと思う」
「その人がもし幸せだったらそんなふうに探さなかったと、僕は思います」
「じゃあ見てまわりますか」
とスタートする時に蔦が、「2人が20回目の結婚記念日に飲もうとしていたワインが残ってるんです、後で飲みましょう」と言います。
整くんは「僕は何をしたらいいですか」と聞き、天達先生に「地下の書庫の整理をしてほしい」と頼まれます。
亡くなった奥さんが描いたという花の絵を見て、整くんは花の名前を順に言っていき、聞いていた蔦は「僕なんてバラとチューリップしかわからないよ」と言います。
書庫で整理をしている整くんのところへ来る風呂光。
整理をしている際に手紙を整くんが見つけます。
我が妻、彩子へ。
愛しています。
愛しています。
あなたの姿が見えないだけで、
僕の心臓は止まる。
あなたなしでは生きられない
他にもたくさんの手紙があり、封筒には「君のアイビーより」と書かれていました。
探すと「蔦彩子さんが自宅のバルコニーから転落、死亡した」「妻は殺されたと報道陣に訴えている夫の薫平さん」と書かれた新聞記事があり、さっきの夫婦の話は、アイビーさん本人の話だったと気付きます。
風呂光が「奥さんが亡くなってるのにあの人おかしくないですか。それに遺品も放置したままなんて、とても奥さんを愛していたとは思えません」と言います。
整くんは四つ葉のしおりがすべて本の252ページに挟まれているのに気付きました。
そして急いでみんなの元へ向かう整くん。
他の人たちは蔦の勧めでワインを飲もうとしているところでした。
「待って!それ飲んじゃダメです!そのワイン、多分毒が入ってます」
蔦が「何言ってるんだ、このワインはこの家の亡くなった奥さんが…」と言おうとするところを、「その人はあなたの奥さんですか」と整くんが遮ります。
「さっきの夫婦のお話は、あなたと奥さんのことなんですね」
「まず、ここを手に入れたのは最近だと言ったけど、先生や橘高さんのお話からもっと前から行き来しているのがわかります」
「それから記事を見つけたんです」
「あなたは大切な奥さんを失った。それが事故ではなく殺人で、犯人を見つけて殺してやりたいと思っている」
ところが風呂光が言うには、もし奥さんを愛していたら、こんなふうにゲームのネタにしたり、遺品を放置したりしないと思う、と。
それに蔦は奥さんの好きな花の名前も知りませんでした。
四つ葉のクローバーのしおりが書庫にたくさんあり、なぜかどれも本の252ページに挟んでありました。
252というのは、消防の無線の通話コードで「要救助者」を意味しています。
「つまりこれは彼女のSOSなんじゃないでしょうか」
「地下に行く時に鍵のかかっている部屋を見ました。鍵は外からかけるもので、誰かを閉じ込めているかのようでした」
「近所で評判の仲のいい夫婦。いつもどこへ行くにも一緒だった2人。それは裏を返せば、1人で外出させてもらえなかった、と捉えることもできる。きっと激しくて強い束縛があった。僕はそう思います」
壁に飾ってある花の絵の花言葉は、
死んでも離さない・嫌悪・貴方は冷たい・貴方が信じられない・冷淡・失望・触れないで・悲嘆・絶望・憎悪・敵意・私は明日死ぬだろう
「恐らく奥さんは自殺したか、逃げようとしてバルコニーから落ちた。ストーカーがいたとしたら、それはあなたです、アイビーさん」
「シロツメクサの花言葉は『復讐』です。残りの3つは『あなたの死を望みます』『共に死のう』『貴方に私は絡みつく』」
「彼女は20回目の結婚記念日の今日、あなたがワインを飲むことをわかっていた。別荘の庭に夾竹桃(きょうちくとう)が植えられていました。夾竹桃には強い毒があります。その毒でアイビーさんを道連れにしようとしている」
「だからそのワインは飲んじゃダメです」
喜和さんの話
ここまで聞いた蔦と天達は拍手をします。
「正解です、大正解!」
「なに驚いてるの?謎解きゲームって言ったよね?」
「えぇーーー!!!」と驚く整くんと風呂光。
整くんのためじゃなかったのですが、わかりやすいヒントを色々置いていたのです。
天達は書庫にヒントがあると思わずに、書庫の整理を整くんにまかせてしまい、整くんが発見したということです。
話は作り話で、蔦は1人者でずっとこの別荘に住んでおり、ワインは昨日デパ地下で買ってきたものでした。
新聞記事も作ったもの。
アイビーとも呼ばれていません。
「彩子さんが死んでないならそれでいいです」と整くんはほっとしますが、「よくない」と橘高が言います。
橘高「よくないだろ、蔦、なんだよこれ」
橘高「ここで5年前、本当に女性が亡くなってる。天達のパートナーだ。喜和さんはストーカーに殺されたんだ。ここで、この場所で。犯人はそこで死んでた」
と指さします。
橘高「それをよくゲームの設定できるな。あの花の絵だって喜和さんが描いたものだろ。天達の気持ちを考えろよ!」
それを聞いた天達は「橘高、僕は大丈夫だよ」と静かに言います。
それから喜和の話を天達が始めます。
喜和は心理カウンセラーで診療内科に勤めており、患者の1人に執着されてストーカー行為に悩まされていました。
危険だと感じた天達は、蔦に頼んで別荘にかくまうことにしました。
でもなぜか居場所がバレてしまい、喜和が1人でいる時に押し入ったストーカーに喜和を殺され、そのストーカーも死にました。
犯人がなぜ死んだのかはよくわかっていません。
暖炉に夾竹桃がくべられていて、2人ともそのせいで死んだそうです。
煙を吸い込んでも死に至るから、犯人が死ぬために燃やしたのか、知らずに燃やしたのか、たまたま煙突が詰まっていて煙が充満してしまったそうです。
「でも犯人はストーカーで間違いない。あれから5年も経つし、もう吹っ切れたよ、ありがとう橘高」
天達は橘高に感謝をします。
その日の夜
整くんと風呂光が雪の降る中2人で会話をするシーン。
風呂光は別荘に来る前、天達に「1人だけ嘘をつかない人がいるかもしれない。それを見ていてください」と頼まれていました。
天達「刑事さんなら嘘を見抜くのは得意でしょ?」
整くんには「嘘をつく人」、風呂光には「嘘をつかない人」、心理学の授業の一環だと言われていたけど、何か他の目的がありそうです。
他人と一緒だと寝られない整くんはベッドから抜け出します。
ガレージにいた橘高と少し話をしますが橘高は、「天達が本当に吹っ切れて忘れられたらいいけどな」とつぶやきます。
「あの日の朝に時間を巻き戻せたらな」
リビングのソファではデラがすでに寝ており、他に寝る場所を探す整くん。
喜和のことを考えながら丸まって眠りました。
「何も起こってない、ただちょっと気になるだけ」
この別荘にいる誰もがなんだか怪しい雰囲気でミステリと言う勿れ第8話が終わりました。
なぜ風呂光!!!
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先にも書きましたがミステリと言う勿れの原作では、別荘にバイトで来るもう1人の男の子がいます。
整くんとは違う陽キャですが、頭の回転が早く気が利く子。
それがドラマ第8話では風呂光になってる!!!
この話で風呂光出すか!?とミステリと言う勿れ原作ファンの私からするとマイナスポイントになってしまいました。
第8話の、夜に外で整くんと風呂光が2人で話すシーン。
整くんが「桜が咲くのはゆっくりだといいな。春になるといなくなっちゃう人がいるんです」と言うのを聞いて、風呂光は病院で見かけたライカを思い出します。
話を変えようと、さきほどの謎解きの話をし、その時にお互いが天達に「嘘をつく人」「嘘をつかない人」を見ていてほしいと頼まれたとわかるのです。
ミステリと言う勿れの原作では、「嘘をつかない人」を見るのはバイトの男の子の役でした。
話の筋が変わるほどではないですが、この話には女性は出て来ないので月9のヒロインとして入れたんでしょうけど、原作ファンは風呂光と整くんの恋愛要素なんて期待していないと思います。
ライカの話を風呂光にしたのもイヤだったなぁ。
風呂光が整くんのことを恋愛対象として見ているような演出がどうしても受け付けません。
ミステリと言う勿れの世界観では、整くんにはライカしかいません!(個人的見解)
ミステリと言う勿れのドラマ第1話からあらすじを書いています。
誰が何を考えているのか想像しながら見たい第8話
ミステリと言う勿れのドラマ第8話は、別荘でミステリー会が開かれるのにバイトとして整くんが呼ばれて、というお話です。
今回の第8話で完結はせず、次回に続きます。
別荘にいる誰もが何かを隠しているような雰囲気で、ミステリードラマっぽいお話になっていたな~と思います。
ミステリーなんですけど。
整くんは何かがひっかかっているようなので、ミステリと言う勿れ第9話でそれがスッキリすることでしょう。
風呂光とはこのままサラッと終わってくれ~。