ミステリと言う勿れのドラマ第10話が放送されました。
第10話は整くんがライカ(門脇麦)と初詣に行き、焼肉デートをする話です。
デート、焼肉と初めての体験をする整くんがかわいい!
この話は原作でも整くんはかわいいですが、ドラマでもかわいかった!
そしてミステリと言う勿れではライカは謎の美女ですが、この話でその正体が判明します!
それではミステリと言う勿れ第10話のあらすじです!
後半は設定が原作と変わってしまってました~。
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目次
ミステリと言う勿れ第10話あらすじ
ミステリと言う勿れドラマ第10話のあらすじです。
初詣に行く2人
第10話では、整くんとライカは正月に別に何も予定がない2人だったので、整くんが「初詣行きませんか」とライカを誘って行くことになりました。
元旦の午前3時に待ち合わせて初詣に行く2人。
ライカに「何をお願いしたんですか」と聞くと、「千夜子の幸せだ」と答えました。
「春が来て私がいなくなったら、あの子は1人になるからな。神とかとうに見限ったし見限られたけど、最後ぐらいいいだろう」
しんみりしていましたが、整くんが「おみくじ引きませんか」とおみくじを提案します。
整くんは「凶」。
「凶!え、うそ、信じられない!年始からこんなイヤな思いさせるなんて、なんでこんなの入れてるんですか、なんのために!?」
「別に単に気をつけろってことだろ」と言って引いたライカは「中吉」。
ねがいは「かなう」と書いてありました。
ここで整くんが調べたおみくじの知識
大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶
ではなく、
大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶
が正しいんですって。
ちなみに凶という字の成り立ちには「落とし穴にはまってもがく人」「怨霊封じ」「空の米びつ=飢餓」という説があるそうです。
それを聞いたライカは「整くんはおもしろいな」と微笑んでいます。
「ひとつ疑問なんだが、整くんはいろんなことによくひっかかってよく考えて既成の概念に問題意識を持つのに、どうしておみくじは信じるんだ?」
と言われ驚く整くん。
昔お世話になった喜和さん(水川あさみ)の影響のようです。
急にライカが「たこ焼き食べないか」と言います。
2人で1舟のたこ焼きを食べていて、整くんは「今絶対カップルに見えてる」と心の中で思い、「いやいやいや、そんなんじゃなくて、違うんです」と誰にでもなく弁解しています。
そこにパトロールに来た風呂光(伊藤沙莉)と池本(尾上松也)が、整くんとライカを見つけます。
池本は咄嗟に隠れ「彼女!?」と驚いていました。
焼き肉屋に入る2人
「意外にも楽しかったな」と歩きながら話す整くんとライカ。
ライカが急に、「焼き肉食べないか」と誘います。
「焼き肉!?焼き肉を食べる2人って噂ではそれなりの…こんな日のこんな時間に開いてるお店なんて…」と動揺する整くんでしたが、目の前に営業している焼き肉屋がありました。
お店に入ると店員の父娘がいました。
水を出した娘の手が震えていることに気付くライカ。
自省録の暗号で整くんにメッセージを伝えます。
飲み物のオーダーをとりにきた娘が、「小銭が落ちてますよ」とテーブル下に落ちていた小銭を拾いました。
5円玉と10円玉。
2人のものではありません。
年明けのサービスで「ゴーヤトーフ」を出して「フヤフヤじゃないですけど」と説明をする娘。
ライカは焼き肉は初めてなので注文を整くんに任せますが、実は整くんも焼き肉屋は初めてでした。
注文の仕方がわからず、店員の娘に聞きます。
娘がおすすめしたのは、「タン塩」「すもつ」「ケジャン」「テールスープ」。
それを聞いた父親が、
「肉のおすすめを聞いてんだろ。カルビ、ハラミ、ロースだろうが。気が利かない娘ですみませんね」
と言います。
結局、盛り合わせを頼みました。
ライカの正体
2人とも初めて食べた焼き肉はとても美味しく「うまい」とハモるぐらいでした。
焼いているライカの手首に自傷行為の跡があるのを見てしまう整くん。
「私が自分でやったんじゃない」
とライカは説明します。
「聞いていいですか。ライカさんはどこが悪いんですか」
入院している理由を聞く整くん。
「頭のほうだ」
「脳ってことですか」
そこで整くんはペーパーに書いて「脳という字に『凶』という字が入っているように見えますが、元々は『腦』なので、決して凶じゃないんですよ」
それを聞いたライカは、「別に気にしない。整くんはいろんなとこにひっかかるな」と言います。
「そういう人を探していた」と。
違和感に気付いて動く人、でもそれをすぐ人にしゃべったりしない人、代わりに動いてくれる人をライカは探していたのです。
暗号をあちこちに仕掛けておいたら、最初は元刑事の牛田(小日向文世)が気付きました。
ただ牛田にはもう動く元気がなかったから本をあげたのでした。それが自省録です。
整くんが病室で牛田と会う回はこちらです。
【ミステリと言う勿れ】ドラマ第5話あらすじ|ライカがついにキター!
腕の傷を見せて「これは私がやったんじゃない。千夜子がやったんだ」とライカがいいます。
「私と千夜子は姉妹ではない。この世には千夜子しか存在しない。千夜子は解離性同一性障害、以前は多重人格と呼ばれていた病気。私は千夜子が生み出した別人格の1人なんだ」
整くんが妹だと思っていた千夜子の別人格がライカなのでした。
千夜子は父親に虐待されていて、性的虐待も受けていました。
千夜子は耐えて、耐えて、ある日、耐えきれずに自分の中に逃げ込みました。
そしてライカが代わりに出て行くと、そこに化け物がいました。
「私は千夜子の痛みを引き受けるためだけに生まれてきたんだ」
父親は1台のカメラのライカだけを可愛がる人でした。
化け物に襲われている時、ライカはカメラを見ていました。カメラになろうと思いました。そうしたら痛くも苦しくもないから。
「もしかしたら父が唯一大事にしているものになりたいと、どこかで思っていたのかもしれない。そうだとしたら吐き気がするけどな」
そのうちどんどん別の人格が増えていって、すぐ死にたがる千夜子を眠らせて誰かしらが表に出ていました。
そんな時に香音人(早乙女太一)とカエル(岡山天音)が現れて、両親を焼き殺してくれたのです。
ミステリと言う勿れ第6、7話の香音人とカエルのあらすじはこちらです。
【ミステリと言う勿れ】ドラマ第6話あらすじ|イメージぴったりな配役!
【ミステリと言う勿れ】第7話あらすじ|衝撃の展開に心を掴まれる話
精神科病棟に入院してからはラクになりました。
千夜子を脅かす存在はいなくなり、自殺をする心配はなくなったので、役目を終えた人格は統合され、ライカだけが残っているのです。
千夜子の精神は10歳のままで止まっていて、歩けないと思い込んでいるから、ライカが病院を抜け出してせっせと足を鍛えていたのでした。
最近千夜子に成長の兆しが見えて、春から病院を出て里親の元で暮らす予定になっているのです。
「千夜子の幸せを見届けたら私はいなくなる」
「いなくなるってそういう意味だったんですね…」
ライカの正体は千夜子の別人格だった!原作では8巻で明かされる事実!
異変に気付く2人
さっきおすすめされた「すもつ」がメニューにないことに気付く整くん。
「どうしても『す』を入れたかったんじゃないか」
とライカが言います。
サービスで出してくれたゴーヤトーフもゴーヤは入っていませんでした。
食べ終わってお店を出てから「じゃあ電話しますね」と言う整くん。
整くんだけ「忘れ物しちゃって」とお店に戻ります。
ボールペンがないかと席のあたりを探していると、他のお客さんが「やってるやってる」とぞろぞろ入ってきました。
店の父親は「今日はもう…」と断ろうとしますが、無理矢理入ってくる客たち。
整くんがお店の娘に言います。
「僕サスペンスドラマとか見てると不思議なシーンを見かけるんですが、刑事が犯人を見つけるとすごく遠くから声をかけるんですよ。だから当然逃げられちゃうんです。だから常々思ってたんです。どうしてもっと近づいてしっかり捕まえてから名前を呼ばないんだろうって」
そこで父親を取り押さえる客の男性。
「警察だ、強盗殺人で逮捕する」
客のフリをした警察だったのでした。
「厨房で人が縛られてます!この店のご主人夫妻だそうです」
と言ったのは池本でした。
父親だと思っていた男は強盗殺人犯で、大隣市に逃げ込んだと情報があったから警察が捜索していたのでした。
お店の娘が、整くんに、
「気付いてくれてたんですか」
と言いに来ます。
「泣いてたみたいだったし、手も震えてたのでちょっと気になって」
ライカが暗号で言ったのは、「見たか。ひどく緊張している」
小銭の5円玉と10円玉→ゴートー
フヤフヤじゃないゴーヤトーフ→フとヤを取るとゴートー
おすすめを聞いた時のタン塩・酢もつ・ケジャン・テールスープ→頭文字を取るとたすけて
父親だと思っていた人が「網替えてさしあげねぇか」と言ったが、網ではなく鉄板だった。
ライカは暗号で、「父のフリをしている強盗」と言っていました。
娘は2人が数字で話しているのを見て、暗号で伝えようと思ったそうです。
病院へ帰る整くんとライカ。
「走りたい」と言って走り出すライカを追う整くん。
病院の桜の木の前に着きました。
焼き肉屋でのことを「なんだか楽しかったな」とライカが言ったので、「またどこか行きましょう、春までの間に」と整くんが言います。
「いや、次はもうない」
とライカが答えます。
「この間ここで倒れてしまって、抜け出しているのが先生にバレた」
「突然人格交代が起きたんだ。そんなことは初めてだ」
「千夜子はもう回復している。私がいなくなってももう大丈夫だろう」
「ただ、ちょっと困ったことになった。それで先生に相談した」
~先生とのやり取り~
「私は私の意志で出ることも消えることもできた。だから千夜子を危ない目に遭わせることは決してないと思っていた」
先生「きっと主人格のアイデンティティが優位になったんだろう。いい兆候だよ」
「私の願いは千夜子が幸せになること。それ以外は何も望まないし、この世になんの未練もない。だからいつ消えてもかまわない」
「でも最近ある人に出会った。その人と一緒に足湯に浸かって話をしたり、クリスマスプレゼントの交換をしたりした。それは私が目的を果たすための、親を殺して千夜子を救ってくれた恩人に会うための手段だったはずなのに」
「私はカメラだ。何も感じないようにカメラになった」
「でももしかしたら、あれが楽しいとか嬉しいってことなんじゃないかと思う」
「すべてが終わって、彼がまた会いに来るのを待っている。きっとこれからも待ってしまう気がする」
「消えたくない、ずっとここにいたい。そう思ってしまう。私がいたら千夜子は幸せになれないのに」
先生「キミはどうしたらいいと思う?」
~整くんとのシーンに戻る~
「だから今日の初詣を最後にしようと決めていたんだ」
「私はもう表には出ない。春を待たずに千夜子の中で永遠の眠りにつくことにした。でもつい欲が出てあの店に入った」
「これでお別れだ、整くん」
それを聞いた整くんはこう言います。
「それは、千夜子さんの病気がよくなるってことですよね。千夜子さんの幸せがライカさんの願い。それならよかったです。すごく残念ですけど、ライカさんの願いが叶うなら、僕はそれでいいです」
「千夜子は整くんのことは知らない。だから見かけても話しかけないでやってくれ」
そう言われて整くんは胸の傷を見せます。
「僕にも傷があります。ライカさんの傷と同じ痛みです」
それを聞いたライカは、
「整くんの痛みも変わってあげられたらよかったな」
と言います。
「ありがとう、整くん。キミと友だちになれて、初めて少しだけ生まれてきてよかったと思った」
「最後に一緒に焼き肉が食べられて嬉しかった」
「じゃあ元気でな」
そう言ってライカは去っていきました。
ぎゅっと目を閉じて、
「さようなら、ライカさん」
とつぶやく整くんでした。
桜が咲く季節になって、大学の教室でぼんやりしている整くんに天達先生(鈴木浩介)が「なんかあったの?」と声をかけます。
「僕は常々、お花見の楽しみがわからないと思ってたんですけど。美しい物を眺めるなら1人のほうが静かで集中できるし、好きな時に好きなだけ好きなように楽しめるじゃないですか」
「でも僕、今年は初めて、誰かと一緒に桜を見たいと思いました。その美しさについて、誰かと語り合いたいって。そのことに自分でも驚いてるんです」
それを聞いた天達先生は、
「若いってことは若いってこと、まだ何もしてないってことなんだ、って言ったの誰だったかな」
「とにかくこれから変わっていけるってことだよ。あなたはまだ頭でしか知らないことが多いけど、この先体験することで、考えが変わることもあるだろう。それは恥ずかしいことじゃない。人に会い、人を知りなさい。それは自分を知る旅だよ」
と言いました。
千夜子の退院の日。
病院で整くんは声をかけず、見つめるだけでした。
病院の満開の桜を見つめている整くんに「千夜子さんには会えましたか?」と風呂光が声をかけました。
今日千夜子が退院すると池本から聞いた風呂光が、整くんに連絡したのでした。
「私が友だちになってあげます!」
と言い出す風呂光。
「…あ、なってあげるというか、そうじゃなくて、1人の友だちとして、刑事としてではなく1人の友だちとして、久能さんと接したいと言いますか…」
それを聞いて整くんは、
「ありがとうございます」
とお礼を言いました。
桜を見つめる2人でミステリと言う勿れの第10話は終わりました。
Final episode…そういうことか
原作ではまだライカとの関係が続いている!他の事件も読みたいなら【Amebaマンガ】でお得に読める!
なんと第10話はライカとのお別れの話でした。
まだ最終回じゃない第10話なのに、なんでタイトルが「Final episode」なのかなと思ったんですよね。
ミステリと言う勿れの原作ではまだライカとの別れは来ていないので、こんなに早く別れをもってきたかー!と油断していました…
そんなつもりで見てなかったのに…
切ない、切なすぎる…
泣けた…
原作では他にもライカと出かける話があるんです。
ライカとのデート前に慌てている整くんがかわいい
初詣の前に年越しそばをラーメンで作る整くんが、ひとりごとを言っている姿がとてもかわいいです。
ライカとの約束の時間が近づくにつれて緊張してくる整くん。
「これはまさか、デート?」
「いやいやいや!そんなんじゃ!そんなんじゃないから!」
と1人で立ち上がって叫んでいる姿がさらにかわいいです!
ライカは千夜子の別人格だった
ミステリと言う勿れのドラマ第10話では焼き肉デートでライカが「千夜子の別人格」だと明かしますが、原作ではこの時に明かすわけではありません。
2人がほのぼのと焼き肉を楽しんで強盗を捕まえるという話です。
妹だと思っていた千夜子が作り出した別人格がライカで、父親の虐待によって生み出されました。
親を殺してくれた香音人とカエルにもう一度会いたくて、自分の代わりに動いてくれる人を探して病院に暗号を仕掛けていたら、整くんが気付いた、というわけです。
ライカは千夜子と統合されいなくなるわけですが、千夜子は整くんのことを知らないので、声をかけることはできません。
黙って千夜子を見送る整くんが切なかったなぁ。
池本も把握してたライカの存在
ドラマの第10話では池本が、下戸陸太(放火犯)に取り調べをした際、井原香音人に親殺しを依頼した虐待児に会ってきたけど、千夜子もその中の1人だ、と風呂光に話すシーンがあります。
解離性同一性障害だということまで把握していました。
ミステリと言う勿れの原作では、そこまでライカのことを警察が把握しているシーンは出てきません。
ライカと整くんのことは2人だけの空気感が好きなので、他の人がライカの存在を知っているのは違和感でした。
風呂光が友だち宣言
ドラマでは風呂光が整くんに特別な感情を抱いているような作りにしていて、そこはどうも受け入れられませんが、第10話の終わりに「友だちになってあげます!」と風呂光が宣言したことで、恋愛要素には発展しないかなと思いました。
ミステリと言う勿れの世界観には、風呂光と整くんの恋愛要素はなくていいんです。
ここで「友だち」として落ち着いてくれてよかったなと思いました。
いきなりきたライカとの別れ…
第10話ではライカとお別れをした整くんでしたが、ミステリと言う勿れの原作ではまだライカとの別れは来ていません!
どうなるのか気になっていたところでのドラマでの別れだったので、見ていて驚きつつ、切なくて泣けてしまいました。
目が潤む菅田将暉さんの演技に入り込んじゃったなぁ。
ライカと焼き肉を食べているシーンも微笑ましくて顔がニヤけてしまいました。
その後に別れがくるなんて…
ミステリと言う勿れではライカは超重要人物なので、第10話にしていなくなってしまうのは意外でした。
原作ではまだライカとの関係は続いていますので、ミステリと言う勿れの世界観をもっと楽しみたいなら読んでみてください。